思想

思想

必死の言論の果てにあるもの-イデオロギーと大衆化と民主主義と独裁制の衝突と民主制喪失【旧ブログから再掲】

大衆と大衆化社会という怪物  「大衆の反逆」という著作を書いたオルテガは、大衆(大衆人 Mass Man)の「無謬性」「根拠なき世論」「無知性」「同一性」を指摘しました。端的にいえば大衆人は「他と一緒という安心感」が大事であり、ゆえに「特別であろうとはしない」ので「知性を磨く必要もない」のであり、一方で...
思想

初心者も分かる2つの自由-新自由主義とリベラリズムの違いはなにか?

自由とはなんなのだろうか?  本日はベーシックなテーマの解説となります。今日のテーマはずばり”自由”についてです。この自由を論じる際には、当然ながら哲学も入ってきますが、できる限り平易に解説していきたいと思います。  まずは自由という言葉を、ネットの辞典から引いてみましょう。 自由(じゆう)...
政治・時事

炎上の科学とシステム-炎上とはどんな現象なのかを、解き明かす

たむけんさんを罵倒したラーメン屋さんが炎上?  いつもどおりグーグルニュースを見ておりますと、どうやら炎上が起こっているようです。たむけん罵倒ラーメン店、無言電話が1日1000件以上!「午前3時、4時ぐらいまで鳴りっぱなしです」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュースから一部引用します。 (前...
思想

妖怪大戦争(2005)が超ナショナリズム映画な件-妖怪とナショナリズムと映画

妖怪大戦争という映画  AGB速報の立ち上げも終わり、本業の仕事も一段落。小説も6話まで書き終わり、昨日は晴れてお酒を煽りながら映画を見ておりました。dTVというドコモのサイトでございます。そこで見ましたのが「妖怪大戦争(2005年版)」なのですが、非常に面白い映画でした。  妖怪といえば水木しげ...
思想

あの日米戦争は何だったのか?に真正面から答えることの大切さ-大東亜戦争(太平洋戦争)を振り返る

「あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機 」動画を端的にご紹介  上記の動画は約11年前に放送されたもののようです。戦後60年企画として放送されたようで、3時間半もある動画です。が、なかなかに興味深かったので昨日の空き時間に見ておりました。上記の動画ではいくつかの人物にスポットライトを当...
経済

現代貨幣論(MMT)の概要を記す-現代貨幣論と貨幣負債論の示すところはなにか?

現代貨幣論の概略  MMT批判、現代貨幣論批判ではしばしば、現代貨幣論の中身をあまり知らずに批判することが多いようです。少々それはいかがなものか?と思い、現代貨幣論というものの概要を記しておきたいと思います。  まず現代貨幣論という”名前”の論が出てきたのはごく最近であり、これは主流派経済学の主要...
思想

保守の遁走および岐路に立つことすら叶わぬ日本【ヤンの字雷】【再掲】

保守の遁走と北朝鮮  「北朝鮮はアメリカに軍事制裁される!」  「韓国はアメリカに見捨てられる!」  「外交の安倍!」  「南沙諸島で中国はアメリカの海洋権益という、核心的利益を犯した!ただじゃ済まさないはずだ!」  もう何度となく妄言を聞かされてうんざりしている今日このごろ。日...
思想

2019年は保守総崩れの1年となりそうな予感-改めてグローバリズムと日本の保守派の関係性を考える

ちょっとおもしろい画像だったので、採用(笑) 2018年は耐え難い現実が保守を襲った  2018年は振り返ってみれば漁業法改正、水道民営化、IR法案、TPP11、入管法規制緩和による移民拡大等々。まさに保守派が支持する安倍政権が売国の限りを尽くした年でありました。佐藤健士さんのブログによれば「流石にもう自...
思想

ネトウヨ的言動の蔓延と、底の浅さへの指摘-ネトウヨから日本文化論が論じられないという事実

ネトウヨ的言動とはなにか?について検討する  まず私のネットでの簡単な来歴のみ書いておこうと思います。といいますのも、書いておいたほうが議論に説得力が出るだろうと愚考するからです。ネットで色々と遊び始めたのは2002年頃だったかと思いますけれども、そこから2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の東亜+にハマりい...
政治・時事

草食化といわれる若者だが、それは本当か?-社会システムの変遷と経済と環境

若者の○○離れは本当か?  最近は報道を見ておりますと時々、若者の○○離れなる言葉が報じられます。車、恋愛、結婚、飲み会、テレビからメディアなどによると若者が離れているのだそうです。しかしまず、劇的に1990年代以降から社会環境が変化してきたという土台を論じずに「若者の○○離れ」とさも若者が昔の人達と異...
思想

保守思想の復習と経路依存性と保守と実践主義-プラグマティズムのすゝめ

保守思想と産業革命とフランス革命  保守思想とは近代化とともに出てきた思想であり、イギリスの産業革命と深く関係をしております。イギリスの産業革命は18世紀のことだったかと思いますが、この頃のイギリスというのは大量生産のための単純労働者への労働市場の変化が生じ、今までの職人などが職にあぶれたりする時代でも...