文章力を鍛えるシンプルな3つの方法-あれもこれもでは身につかない

 文章力は身につけば一生もの、汎用性の非常に高いスキルです。

 検索してみるといろいろな文章力の鍛え方があり、迷いますよね。「あれもこれも」となり結局、文章力が身につかずに悶々としてませんか?

 まずはシンプルに「一文を短く」「構成を作る」「添削」の3つだけ実践してみましょう。
 この3つを実践すればすぐ、文章力向上が実感できます。

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そもそも文章力とは

 文章力とはそもそも何でしょうか。
 知らないと鍛えようがありませんよね。

 あなたはどんな場面で文章力を必要とするでしょう。仕事やメール、ブログ記事などが大半だと思います。

 これらの用途では豊富な語彙も、多彩な表現も必要とされません。言いたいことを相手に伝えることが最重要。

 要点をまとめて、伝えたいことや魅力を過不足なく伝えることが求められます。

 文章を通して、言いたいことを相手に伝える技術が文章力です。

文章力を鍛える3つのメリット

 私たちの生活で、文章を読まない日はありません。新聞や電車の広告、週刊誌、メール、SNSとさまざまな場所で文章に触れます。

 自分で文章を書く機会も多いはず。

 文章力を鍛えると3つの大きなメリットがあります

文章を相手に読んでもらいやすくなる

 私たちは、読みづらい文章を読むことが嫌いです。多くの文章の中で優先順位が低い文章、読みにくい文章は読み飛ばされることも。

 あなたもメールで読みにくい文章をもらって、イラッとしたことがありませんか? 思わず読み飛ばしますよね。
 読みにくい文章に限って重要なことが書いてあり、トラブルに発展することも珍しくありません。

 文章力を鍛えれば読みやすい文章が書けて、相手に読んでもらいやすくなりますよ

言いたいことが伝わる

 話があっちこっちに行ったり、含意がいくつもあったりして伝わりにくい文章を書いてませんか? こういった文章は嫌われます。

 文章を読んだ後に確認の電話がかかってくるのは、きっとあなたの文章がわかりづらいから。

 文章力を鍛えれば、言いたいことがすんなりと伝わります

望むアクションを取ってもらえる

 文章力をマックスまで鍛えると、読んだ相手に望むアクションを取ってもらいやすくなります。このためには上級者のテクニックが必要です。

 本稿では触れませんが、興味のある人はセールスライティングで検索してくださいね。

 さわりとしてはメンタリストDaiGo氏の「人を操る禁断の文章術」がおすすめです。

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文章力を鍛えるシンプルな3つの方法

 「文章力を鍛えたい!」と検索すると、さまざまな記事が出てきます。1つの記事にいろいろな方法が載っていて、どれから実行すればいいのか途方に暮れますよね。

 今回の記事ではシンプルに3つだけ、文章力を鍛える方法を紹介します。この3つを実行するだけで文章力は格段に向上します。

短く言い切ることを常に意識

 読点をいくつも打って、ダラダラと長い文章を書くのはやめましょう。読点は一文に1つまで。短く区切ることを心がけましょう。

 多くの人がまず「何か書かなきゃ!」と考えます。内容より文字数を重ねた結果、読みにくくて内容のない文章ができます。
 こういった文章は一文が長いことが特徴です。

 思い切って句点で短く区切ってください。短く区切る癖を付けることで、読みやすさは劇的に向上します。

 読みやすい文章は一文に句読点が1つずつまで、と覚えておきましょう。

文章を書く前に構成を作る

 構成を作ってから文章を書く人はほとんどいません。99%の人は「何を書こうか……」と考えながら書き始めます。

 構成のない文章は、羅針盤のない航海に似ています。行き当たりばったりになってしまいがち。

 文章書く前にまず、箇条書き程度でいいので構成を作りましょう。構成を作るだけで9割の人より文章が上手くなれます

 箇条書きで構成を作ると書きたいことがまとまり、すっきりと短い文章になりますよ。

添削してもらう、ないし添削する

 文章力を鍛えるなら添削してもらうのが一番
 実際に相手に読んでもらうことで余計な部分や、足りなかった部分が見えてきます。

 添削してくれる相手がいないなら、自分で添削しましょう。自分で添削するコツは文章を書いてから数日、間を空けることです。

 書いた直後はどうしても文章が頭に残っていて、冷静に向き合えません。数日間空けると冷静になり、文章に対して初対面に近い状態で添削できます。

 添削を繰り返すことで「この表現はわかりづらい」「ここはクドい」などわかってきます。目標は「1年後に読んでも恥ずかしくない文章」です。

 校正や添削にはツールを使用するのも有効です。文賢は「読みやすさ」「わかりやすさ」「日本語の誤用」「誤字脱字」などを瞬時にチェックしてくれる推敲・校正ツールです。

 初期費用1万円、月額1980円と高いのがデメリット。しかし高いだけの価値はありますよ。

「あれもこれも」では鍛えられない

 文章力を鍛える系の記事では「アプリ! 講座! これも気を付けて、あれも気を付けて!」とたくさんのことが書いてあります。

 文章力を鍛える目的は、伝わりやすい文章を書くことです。文章テクニックを収集するためではありません

 あれもこれもと、知識コレクターにならないように気を付けましょう。

文章力アプリは不必要

 文章力を鍛えるアプリで、文章力が上がる例を見たことがありません。また多くの記事で挙げられている「文章力を鍛えるアプリ」は、単なる文章クイズアプリであることも。

 語彙力を鍛えるならアプリより小説の方が有益です。

 文章力アプリでダラダラと時間を過ごすより、小説を読んでダラダラしましょう。

必要なのは構成力・伝達力だけ

 文章力で最低限必要なのは構成力・伝達力です。読み手は別に多彩な表現も、豊富な語彙も求めていないからです。

 文章がすらすら書けないのは大抵、文章を「上手く」書こうとするからです。文章を着飾らせることで、自分をよく見せたい気持ちはわかります。
 しかしそういった気持ちは捨てましょう。

 まずは基本の「き」である構成力と伝達力を身につけましょう。着飾るのはそれからでも遅くはありません。

本を読むなら句読点の位置を気にしよう

 「文章力を鍛えるには本を読め」とよく書かれています。しかし読むだけで文章力は上がりません。

 もっとも着目してほしいのは句読点の位置です。句読点の位置や一文の区切り方、改行などで文章の読みやすさの9割が決まります。

 読みやすい文章と読みづらい文章を比較して、どこが違うのか考えてみてください。

 読んでいて「あれ? この読点の位置はおかしくね?」「この表現、迂遠じゃね?」と感じられるようになると、自分の文章の添削レベルも上がります

 本を「消費者」ではなく「読み手」として読むことが重要ですよ。読み手としてレベルアップすると、書き手としてもレベルアップできます。

まとめ

  1. 文章力とは「相手に言いたいことを伝える力」
  2. 文章力が上がるメリットは多く、デメリットはない
  3. 文章力を鍛えるコツは「一文を短く」「構成を作る」「添削」の3つ
  4. 「あれもこれも」では文章力は鍛えられない
  5. 着飾らせる前に文章の基本を学ぼう

 文章力ほど汎用性が高く、一生もののスキルはなかなかありません。一度鍛えたら忘れないので、今日からでも鍛え始めませんか?

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2 Comments
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Muse
24 日 前

ヤンさんのブログは文章が非常に読みやすく、さらにレイアウトも非常に見やすいです(特にWordPressに移行してから)。

ところで、ここ最近のブログ記事ですが、似たようなテーマ(例えば、MMT、グローバリズム、ベーシックインカム、文章力等)の記事が繰り返されているような感じがします。これは「難しいこともわかりやすく」をモットーにしているため、同じテーマを多面的な角度から論ずることで、記事内容に関する読者の理解度を深めようとされているのですか?

あるいは、常連ではない初めての読者にもついていけるようにあえてマニアックな記事を避け、視点を変えて繰り返し取り上げることでページビューをもっと増やそうとされているのですか?個人的には、「あ、またこの記事か」と思いつつ、さっーと流し読みすることが多くなりました(笑)。