社会人で文章力がないのは致命的!3つの原因と解決法を解説

 社会人として文章力がないと、さまざまな場面で損します。

 文章力は汎用スキルでありどんな仕事でも使います。
 しかし自分の意図がしっかりと伝わらずに勘違いされたり、企画の魅力を伝えきれなかったり――

 文章力がないのは社会人として致命的に損です。

 文章力がないことを解決するなら、文章力がないとはどういうことかを知るのが早道です。文章力がない人の特徴を挙げて、原因を探っていきましょう。

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①適切な言葉を選ぶ力がない

 文章では適切な言葉を選ぶことが大切です。数学のように「これが正解」と答えがあるわけではありません。適切な言葉選びのコツは「読み手の立場になって考えること」です。

難しい言葉を使いたがる

 やたらと専門用語、カタカナ語など難しい言葉を使いたがる人がいます。専門用語やカタカナ語を使うことで自分を大きく、ないし頭が良く見せようとします。

 文章力とは「読み手がすらすらと読めて、内容が伝わる文章を書けること」です。自分を大きく見せることは文章にとって、邪魔以外の何者でもありません。

 語彙力には「言葉のボキャブラリーが豊富」「適切な言葉を選べる」という、2つの意味があります。難しい言葉遣いだけが語彙力ではありませんよ

 平易な言葉で文章を書けるようにしましょう

「こそあど」言葉の多用

 こそあど言葉は「これ」「それ」「あれ」「どれ」などの指示語です。あまり多用すると「どれが、あれでそれ」なのかわからなくなります。

 こそあど言葉に代わる単語を入れると、文章が引き締まります

文章がやたらと長い

 やたらと長い一文は文章力がない人にありがち。一文が長いと主語と述語が離れたり、別の意味の一文がくっついたりして混乱の原因となります。

 一文はできるだけ簡潔に、短く終えるようにしましょう

 一文を短くすると、とても読みやすい文章になりますよ。

読み手を意識していない

 一文が長くなったり、やたらと難しい言葉を使いたがったり――。これらは読み手を意識していないことで起こりがちです。

 文章とはコミュニケーションであり、相手がいて初めて成り立ちます

 頭の良い人は、わかりやすく解説することが上手ですよね。文章も一緒です。
 わかりやすい文章=良い文章

 相手の立場に立って考えると文章の上達が早いですよ。

②論理的思考ができていない

 文章全体では論理的思考が大事になります。私たちが普段使う文章は芸術ではなく、センスは必要ありません。ひたすら論理的であることが求められます。

 文章力がない人の文章は矛盾があったり、論理が破綻していたりします。
 文章力を磨くために、ロジカルシンキングも鍛えると良いですよ

話があちこちに行く

 話があちこちに飛ぶと読み手は混乱します。

 文章はコミュニケーションであり伝達手段です。何を伝達したいのかという目的がないといけません。話があちこちに行く人は、文章の目的を見失っているのかもしれませんね

主語と述語が一致していない

 主語と述語が一致していないことを「ねじれ」と呼びます

僕の今日の予定は、お昼ご飯を食べてから何本か記事を執筆します。

 上記の文章は読んでいて違和感がありますよね。主語が「僕の『予定』」ですから「(僕の今日の)予定は(記事を)執筆することです」が正解です。
 「(僕の今日の)予定は(記事を)執筆します」では、おかしく感じて当たり前ですよね。

 こういった文章をねじれと言います。

 「多くの文章を読むこと」「文章を書いたら3回は見直すこと」でねじれを解決できますよ

適切な接続詞が使われていない

 一文と一文のつながりを確かめるため、接続詞を想像してみることはとても重要です。(なぜなら)違和感なく接続詞でつながる文章は論理的です。

 (逆に)接続詞を想像してみて違和感を抱く文章は、矛盾があることが多い。

 (つまり)接続詞を多用してみると、論理的かどうかがすぐにわかります。

 (しかし)実際の文章で接続詞の多用は戒められることが多いです。(だから)論理的かどうかの確認に留めてくださいね。

③構成をしていない

 文章力がない人にもっとも多いのは「構成をしていない」です

 文章全体の構成を作ると文章の結論がはっきりします。その結論に向かって文章を組み立てていくので論理破綻しません。

 だからこそ読みやすい文章になります。

 文章力を鍛えたいなら構成を作りましょう

 構成は箇条書き程度でもOKですよ。

文章の結論がはっきりしていない

 構成を作っていない文章は、結論に向かってまっすぐに進みません。話が飛んだり関係ない話が入ったりします。

 なぜそうなるのかというと、結論をはっきりさせずに書き始めたからです。

 構成を作ると終着点や結論がはっきりします。ゴールに向かって文章を綴るので論理的になりやすいです。

 文章力がないならまず、構成を作ることを強くおすすめします

PREP法などテンプレートを取り入れていない

 文章には型があります。テンプレートやフレームワークとも言います。

 文章力のない人は「え? 文章に型なんてあるの?」と知らないことも。使いこなせると文章力がアップしますよ。

 有名な型は起承転結ですが、難易度が高く普段使いには向いていません。おすすめしたい型はPREP法とSDS法です

PREP法

  1. 結論(Point)
  2. 理由(Reason)
  3. 具体例(Example)
  4. 結論(Point)

 PREP法は結論→理由→具体例→再度結論と展開する型です。

 先に結論を述べると文章にまとまりが出ますし、読み手も先に結論がわかるので引きつけられやすいです。
 プレゼンテーションでもよく使用される型ですから、覚えておいて損はありません。

 例えば以下のように使用しましょう。

 (結論)PREP法を使うと文章が引き締まります。(理由)なぜなら先に結論というゴールを述べることで、文章に一貫性が出るからです。

 (具体例)元々はプレゼンテーションにも使われていて、PREP法は要約に優れた型であるとわかります。
 (結論)だからPREP法で論理的な文章を書きましょう。

SDS法

  1. Summary(要点)
  2. Details(詳細)
  3. Summary(要点)

 SDS法はPREP法よりシンプルで、ニュースなどでもよく使用されます。

 (要点)昨日、○○県○○市で交通事故がありました。(詳細)交通事故の現場の状況は――。(要点)容疑者の○○は「○○」と供述してるとのことです。

 PREP法とSDS法は汎用性がとても高い型です。覚えておくと文章力がアップすること請け合い。

まとめ

  1. 適切な言葉を選ぶ力がない
  2. 論理的思考ができていない
  3. 構成をしていない

 上記3つが、文章力がない人の特徴です。自分がどれに当てはまるのかを分析することで、解決方法も見えてきます。

 特に「構成をしていない」は多くの人が当てはまるでしょう。逆説的に構成をするだけで、人より優れた文章力を手に入れることができます。

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