【名作ではなく秀作】ドラマ「永遠の0」の感想と評価、口コミまとめ

 先日、Amazonプライムビデオでドラマ「永遠の0」を視聴しました。何の因果か、その次の日、映画「永遠の0」に出演していた三浦春馬さんの訃報が、ニュースで報じられました。

 心よりご冥福をお祈りいたします。

 ドラマ「永遠の0」の感想と評価を著しつつ、ネット上での口コミもまとめました。筆者は原作の小説も、映画も未視聴です。ドラマで初めて、永遠の0を視聴しました。

 結論を言えば「名作ではなく秀作」「長いけどおすすめ」です。

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永遠の0の基本情報

 永遠の0は百田尚樹の小説が原作です。

 今までにマンガ、ドラマ、映画が作られました。今回紹介するのは、3話に分けて放送されたテレビドラマ「永遠の0」です。

 ドラマ「永遠の0」はテレビ東京で放送されました。3話の放送時間は合計430分、7時間10分に及びます。視聴率はいずれも7.5%~9.9%と、2桁台には届きませんでした。

 テレビ東京の社長である高橋雄一は、「視聴率は稼げなかったけど骨太のドラマを作りきった」という趣旨を発言しています。

 テレビドラマの永遠の0は、主人公である宮部久蔵を向井理が演じています。佐伯健太郎を桐谷健太が、佐伯慶子を広末涼子が演じました。向井理の演技が、とても光っているドラマだと思います。

永遠の0のあらすじ

 弁護士を目指す佐伯健太郎とフリーライターである佐伯慶子は、祖母・松乃が亡くなったときに祖父・賢一郎から「じつは自分は、お前たちの本当の祖父ではない」と告げられます。

 佐伯健太郎・慶子の祖父は海軍航空兵で、終戦間際に特攻で散っていった宮部久蔵だと判明します。

 ライターである慶子は、新聞社の週60周年記念に合わせた企画を依頼され、祖父・宮部久蔵のことを弟の健太郎と調べていきます。

 宮部久蔵はどのような男だったのか? 「やつは卑怯者だった」「生きることを教えてもらった」「命にこだわる人だった」「凄腕の戦闘機乗りだった」などさまざまな証言の中で、宮部久蔵の生き様がハッキリと浮かび上がってきます。

 その宮部久蔵と、現在の祖父である賢一郎のつながりも最後には判明します。太平洋戦争当時の壮絶な生き方と時代が、証言によって描き出されるというあらすじです。

ドラマ「永遠の0」の感想

 ドラマ「永遠の0」でもっとも印象に残るのは、なんと言っても宮部久蔵演じる向井理の演技でしょう。透き通るようでありながら悲しさなどの含みを残した笑顔や、ただ勇ましいだけでなく恐怖を感じながらも上官に反抗する場面。

 本当に「すごい……」ですよ。

 向井理の演技があるからこそ、ドラマ「永遠の0」は秀作になったと思います。

 広末涼子と桐谷健太演じる佐伯慶子・健太郎の演技は、わざと現代風にしているのでしょうか。太平洋戦争の時代の宮部久蔵や、証言者のおじいちゃん方とのコントラストがハッキリ出ています。

 ドラマ「永遠の0」はある種の、群像劇でもあります。生き残りの証言者一人ひとりに物語があり、その中で宮部久蔵の物語が浮かび上がってきます。

 群像劇にありがちですが、一人の人物に入れ込む類いの物語ではありません。どことなしに淡々と、物語が進んでいく印象を受けます。
 百田尚樹と聞けば右の人との印象ですが、ドラマ「永遠の0」にそのような印象はありません。ただ粛々とあの時代の、零戦と特攻の背景をえぐり出す物語です。

 歴史好きの筆者には、知っていることばかりでやや物足りない部分もありました。しかし零戦や特攻について詳しくない人には、あの時代がどのようなものだったのか? を感じる入門編としてちょうどいいと思います。

ドラマ「永遠の0」への評価

 ドラマ「永遠の0」は名作とは評価できません。しかし秀作ではあります。

 激しく感動したり、心が動いたりする場面はやや少ないです。しかし作り込みはしっかりしており、良質な物語として成立しています。
 テレビ東京社長の高橋雄一が「骨太」と評した理由も理解できます。

 零戦特攻のドラマと聞いて「バンバンと空を飛び回って敵機を打ち落とす、勇敢な空のサムライ物語」と思ったら、確実に肩透かしを食います。どちらかと言えば歴史物として、受け止めるべきドラマでしょう。

 2020/07/21の現在、Amazonプライムビデオで視聴できます。

 原作の小説は以下。

ドラマ「永遠の0」の口コミは?

 ドラマ「永遠の0」の口コミは、かなり評価が分かれるようです。永遠の0 – みんなの感想 – Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]では、低評価が目立ちました。

 一方で永遠の0 – ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマでは、そこそこ評価されています。

 筆者の評価としては星4つというところでしょうか。向井理の演技だけで、星3つはあります(笑) それくらい向井理の演技は、素晴らしいものでした。

 以下は他の方の口コミです。

命を深く考えた者が作戦と言う名の元に一瞬で命を奪われて行く。
祖父の思い。祖母の思い。命を繋がれた者達の思い。その強い思いは孫達の心をも動かして行く。
(中略)
映画版とどっちみようかと迷ったが骨太そうなのでドラマ版を観賞。6時間長かったけど
観て良かった。

永遠の0 – ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

どんな思いで特攻したのか。死にたいと思って死ぬ人なんて、いたのだろうか。みんな死ぬのは怖かったはず。でも、特攻を命じられれば、逆らえる人なんていない。大切な家族のもとにみんな帰りたかったはず。色々考えると胸が苦しくなる。見てよかったと思うドラマだった。戦争物は見るのに勇気がいるけど、見るべきだと思う。

永遠の0 – ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ

まとめ

 430分の視聴時間は長いです。しかしそれでも、見るべき価値のある秀作ドラマが「永遠の0」でしょう。とはいえ長いものは長い。中身もそこそこあるので、休日ごとに1話ずつ分けて視聴するのがおすすめですよ。

 Amazonプライムビデオは、永遠の0以外にもさまざまな動画が視聴できます。「ヒトラー最後の12日間」「BANANA FISH」などを最近、筆者は視聴しています。BANANA FISHはマジ、神アニメで神マンガ!

 閑話休題。プライム会員はプライムビデオだけでなく、配送料無料などさまざまな特典があります。そして月にたったの500円。Amazonで買い物をする人なら、入ってないと「損するレベル」ですよ。

 百田尚樹の原作小説も、Kindleから読めますよ。

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2 Comments
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4 年 前

>BANANA FISHはマジ、神アニメで神マンガ!

大昔に漫画で読んで、私はちょっと好みではありませんでした。アニメで観てみたらおもろいやんとか、その逆のケースなどもあったりするので、そこまで仰るのならアニメの方の視聴を検討してみようかなと思います^^