「書きたいことは書くな」がブログの書き方のコツ

 ブログを書いている人、趣味の人に残念なお知らせがあります。「自分が書きたいこと」はたいてい、「読まれない記事」になります。
 そして恐ろしいことに、世の中のブログの99.9%(は言い過ぎ)は「書きたいことを書いているだけ」です。

 皆さん書きたいことしか書いてないので、50PV/日あれば日本で上位20%のブログになります。300PV/日だと上位5%です。1000PV/日あれば、なんと上位1%ですよ。
 上位1%レベルは「書きたい記事」ではなく「読まれる記事」を意識している人が、ほとんどでしょう。筆者もそうです。

 では読まれるブログ記事の書き方のコツとは?

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ブログ記事は需要がなければ読まれない

 非常に当たり前の話ですが、需要がなければ読まれません。では質問。以下のケースで一番需要がないのはどれ?

  1. Aという出来事に対して、自分の経験を交えて主張を語る
  2. Aという出来事の内容を、主観を交えずに解説する
  3. Aという出来事の内容を紹介しつつ、深堀りしてBということが起きるかもしれないと結論する

 もっとも需要がないのは1.です。自分語りが、ブログでしてはいけないワースト1位です。なぜか? だって誰も、あなたや私に興味はないですから。つまり「高橋聡」という(純粋な)個人には、ブログで需要はありません。
 「政治や経済を、わかりやすく解説できる高橋聡」に需要があるわけです。

 読者に読んでもらうためのコツは「需要のあるブログ記事を書く」ことです。

ブログ記事の内容の需要は、どうやって調べるのか

 記事内容の需要は、キーワードにして調べます。
 需要は大きい、小さいではなく「存在するかどうか」で判断するのがコツです。大きい、小さいにこだわり始めると、キーワードが決まらなくなります。

 キーワードで需要があるかどうか? は関連キーワード取得ツール(仮名・β版)で調べましょう。多くのPVを稼ぐブロガーが、おすすめしているツールです。

 この作業ができない人は、PVを稼ぐことを諦めましょう。

読者の興味を引くタイトルや書き出しを意識して

 宣伝や広告でも、ヘッドライン(見出しやタイトル)は非常に大事です。ヘッドラインで読者が読んでくれるかどうか? が決まります。
 広告マンの中には「ヘッドラインに費やす時間が半分くらい」なんて人もいるそうです。

 リップクリームの記事を、書いたとします。タイトルは以下のうちの、どちらがよいでしょう?

  1. リップクリームで乾燥した唇を保護しましょう
  2. 宇宙人が地球に来て初めてこのリップクリームを使ったら、きっと地球のリップクリームはレベル高いな、と思うだろう。それがプルンリップ。

 極端ですが(笑)文字数を無視すれば2だと思います(笑)
コピーメカ/キャッチコピー自動作成サイトで、2.は作成しました

 ブログ記事のタイトルの付け方は、いくつかのコツがあります。

  1. 自分が選んだキーワードを必ず含めること
  2. 30文字前後以内で、記事の内容が想像できるタイトルを付ける
  3. できれば読者を引き付けられるタイトルにする

ブログ記事は「センスではなく技術」です

 たまにブログ記事で、技術じゃなくセンスだけで数十万PV/月をいく人がいるそうです。これは例外(汗)ブログ記事は基本的に、センスではなく技術です。なぜなら文章センスや描画より、SEOや、不特定多数向けへのわかりやすさが求められるからです。

 技術は方法とコツをつかめば、誰でも使えます。ではなぜ世の中のブログの99%は、1000PV/日すらいかないのでしょう。技術や方法、コツを知っても「実行する人が超少数だから」です。
 大抵はブログを書いていて、PVを上げたいと思っている人ですら「へ~そうなんだ。(でも忙しいし、そこまで手間かけられないし……)」と、言い訳を探してやりません。

 多分この記事を読んで「よし! キーワードを設定して、記事を書いてみよう!」と実行する人は、100人に1~3人くらいです(笑)

 ちなみに「本気でブログの書き方を勉強したい!」という方には、100記事10回講座|クロネのブログ講座がおすすめ。あまりに有名な講座です。もちろん無料……というかブログ記事です。

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2 Comments
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ななし
4 年 前

いつも拝読させて頂いています。頑張って読まれるサイトを作ると、お小遣い程度稼げるにはどれくらい読まれる必要がありますか?
もちろん、アフェリなどでピンキリと想像しますが、このブログのように硬い内容が多いと難しいですか?