藤井聡、内閣官房参与を辞す
藤井聡さんが内閣官房参与を退職されたとの報道が2018年12月28日に流れました。藤井内閣官房参与が退職(日経新聞)にて報道されております。また同報道では佐々木勝内閣官房参与も同日に退職されたと報じられております。藤井聡内閣官房参与が国土強靭化、佐々木勝内閣官房参与が災害医療や危機管理と言った分野でしたので、この辞職は一般的には「安倍政権が国土強靭化や南海トラフ地震対策に対して何もしてないので、抗議の意味を込めて」というふうに解釈されそうです。
実際に公共事業費は安倍政権に入ってから実は低迷と言って良い推移です。民主党政権下であった2012年のほうが多いのです。
安倍総理は「国土強靭化も進めてますってば!」と言いながら、その実は公共事業関係費を国土強靭化予算に付け替えていただけ、というわけです。
もちろん藤井聡さん、そして佐々木勝さんが上述の抗議の意味も込めて職を辞したという面も確実に存在するのでしょうけれども、それだけではないというのもまた明白なのです。
消費税増税もまた日本弱体化政策である
消費税とは常にデフレ圧力を日本経済に生み出し、そして逆累進性等によって格差を拡大させる働きを持ちます。つまりは日本経済弱体化政策が消費税であると断じて過言ではありません。
経済が弱体化して、国土だけ強靭化できるのか?そんなわけがないことは常識的な人ならば自明でありましょう。実際にその証左として最近の報道でキーワードを「藤井聡」でググりますと、以下のような表題がずらりと並びます。(ググってざっと載せているだけですので、藤井聡さんが出てくるかどうか?は精査しておりません)
- 消費増税で「所得が年間150万円減る」 藤井聡教授が警鐘
- 【書評】「10%消費税」が日本経済を破壊する 藤井聡 内閣官房参与・京都大学大学院教授
- 消費税10%で年90万円損する まだ増税は止められる!
- 「『10%消費税』が日本経済を破壊する」藤井聡著/晶文社
- インタビュー:消費増税に反対、10兆円超対策の継続を=内閣参与
個人的にはシンポジウムなどで何度か、藤井聡さんとお話をする機会に恵まれまして、いくらかお話をさせていただいたり聞かせていただいたりしておりますが、その印象からも消費税というものに相当の警戒感をお持ちになられていると思われます。
陰謀論・ガス抜き要因論を吹聴していた「どアホ」たち
ちなみに・・・私はシンポジウムなどの機会にも恵まれまして藤井聡さんのお話を聞かせていただいたり、そしてご著書も何冊か読ませていただいておりますので陰謀論的な話が聞こえてくるたびに「あほちゃうけ?」と思って相手にもしていなかったのですが・・・
政治というのはとにかく私達の思った通り、理想通りには進まないものです。むしろ現在は逆方向に加速しているとすら言えるのが現実でして、もちろんながら安倍政権という内閣はスジがよろしくないのは明白です。20年以上に及ぶ緊縮財政全体主義、財政健全化全体主義が経路依存性を持ってはびこっているのですから、転換することは容易でないのは当たり前なのです。
財政出動がいくら「正論であり正しい」としても。
しかし世の中、「正論を吐いているのに通らない!きっと身内(財政出動派)の中にガス抜き要因がいるから、俺達の意見が通らないんだ!」と「誰かの責任にしたくて」「いもしない犯人探し」をする「どアホ」が存在します。私からいわせれば「正論を吐いても広がらない、通らない」という「現実」から逃避したいだけに見えるのです。(現実逃避をしようとしている時点で、その「正論」がどのように底の浅いものであるか?は明白でしょうが・・・)
上記のようなメカニズムで「財政出動と言いながら、安倍政権の内閣官房参与をやっている!藤井聡は裏切り者だ!」的な論調が出発するわけです。自分の無力さを認められなくて、誰かに責任転嫁をしてなすりつけたいだけという、非常に迷惑な話です。
※実際には政経論界隈ではこのようなメカニズムを持つ人は非常に多い、と言わざるを得ません。読者の方々に置かれましては、しっかりとその人物の論調を見極めるようにお願いできれば幸いです。
日本を転換させるために僕たちは何をすればよいのか?
最初に申し上げておきますけれども、「内閣官房参与」という要職ですら日本を転換させることは容易ではなく、むしろこの6年間の安倍政権、いやここ数年で加速度的に状況が悪くなっているのは間違いありません。単なるブロガーである私ごときにできることなど高々しれておりまして、無力に近い微力としか言えません。
しかし「単に見ているだけ」「何もしない」という選択肢もない以上、しょうがないので毎日毎日記事を書いて、少しでも多くの方々に「一般的ではない、でも多分当たっている考え方」を伝えようとしているわけです。(財政出動派自体がそもそも、少数派で一般的じゃないですからね(笑))
当ブログをWordPressに移転しまして、アメーバブログのSNS性での資産を活かしつつWordPressでできることを始めようと思ったのも、WordPressが検索エンジン対策に非常に強く長期視点で見た場合に確実にWordPressのほうが多くの方に見ていただけると確信してのことです。(最近、アメーバブログのレスポンスが非常に悪い気がするのですが・・・私だけ?)
半年ほどすればおそらく、アメーバブログでは得られなかった成果が得られる(はず)と思っています。ですので、当ブログではちょくちょく、本日の記事以外のでWordPress関連のノウハウを書き溜めていこうと思っております。それが「私に今現在できること」であるからです。(これで成果でなかったらどうしよう・・・・という不安はかなりありますが(汗)イヤイヤ・・・出るはずです。理論的にも論理的にも経験的にも実践主義的にも・・・不安です(笑))
皆様も自身の興味のある分野で、もしくは仕事にしている分野で、もしくは些細なことでも良いので「ノウハウ」をためて、そしてそれを応用しつつみなさんと共有してください。ツイッターのやり方、フェイスブックでどうしたらいいのか?アメーバブログでどうしたらいいね!がたくさんもらえるのか?リアルで政経論を話す時にどういうふうに話せば受け入れてもらいやすいのか?流行っているSNSは何なのか?インスタグラムは?動画は?新聞への読者欄での投稿のコツでも良いかもしれません。
記事を読んで回るのが好きならば、有望なブロガーを見つけて共有してみたりでも良いでしょう。インフルエンサーならばそれに越したことはないのですが、フォロワーだってたくさんの共有をできるはずです。
共有はやがて「意識」となり、「流れ」になるはずです。それが私達にできることではないでしょうか?私はこれからも「私に論じられること」「私にできること」をしていくつもりです。読んでいる読者の方々も「(みんなとの共有のために)自分に何ができるのか?」を一度、考えていただけると大変に幸いです。
>陰謀論・ガス抜き要因論を吹聴していた「どアホ」たち
正直、上記のような連中は大っ嫌いでした。
というよりも、私個人が陰謀論が大嫌いだからです。
なぜか?
シンプルです。妄想で非難や批判をされるなんて、かわいそうじゃないですか。
〇〇〇を○○の息子と吹聴しているしょーもない人もいました。
こんないいかげんなことを言われたら、○○○がかわいそうじゃないですか?
事実で批判されるのは妥当です。しかし、妄想で、想像で批判される・・・。これほど気の毒で、残酷で、下品で、悪趣味な話はありません。
だから私は、基本、陰謀論等が大嫌いです。
藤井陰謀論も正直大嫌いでした。
・・・話しを戻しますが、今回の藤井教授の辞任・・・、
藤井教授が、やっと、ヤンさんや皆さんに、追いつきましたね。
陰謀論は本当にくだらないですよね・・・。大阪弁で「どアホ」が一番適切な表現になっちゃいます(笑)
藤井聡さんは内閣官房参与で頑張っておられたので、私達がむしろ「追いつかないと」ですよ~。
そもそも安倍はサイコパスです。サイコパスは生まれながらのDQNです。なので瑞浪バーベキュー殺人事件を正当化することです。その事件で殺された大脇正人もサイコパスです。