ブログはたくさんのSNSと連携するべき! と書かれます。これはWordPressのSNS連携プラグインなどを使用して、記事を投稿したときにどのSNSと連携するべきか? 自動投稿するべきか? という問いへの答えです。
今回、それは書きません。書くのは「ブロガーはどのSNSをメインに、活動したらいいの?」という疑問への回答です。答えはもちろんTwitter。
なぜTwitterなのか? という理由も併せて解説します。
SNSとしてのTwitterの特徴
Twitterの大きな特徴は3つあります。
- 文字数が制限されている
- SNSでもっともメジャー
- アナリティクスが使える
SNSでもっともメジャーなのは、ブロガーにとっては一番大切なポイントですよね。ユーザーが多いなら、その分チャンスがも増えます。
例えばニッチな分野を、ブログで扱うとします。ユーザーの少ないSNSだと、まずその分野のクラスターがあるかどうかすら怪しいです。
しかしユーザーの多いSNSなら、その心配はありません。
文字数制限やアナリティクスが使用できることも、ブロガーと相性が良い理由です。この理由は、後述します。
なぜFacebookではなくTwitterと連携?
なぜFacebookではなく、Twitterでブロガーは活動するべきなのでしょうか?
まず……Facebookはオワコン化しているからです。すでに若い世代の間で、Facebookは「おじさんやおばさんの使うもの」という印象。
ユーザー数も2015年を境に、Facebookは減少しはじめています。
LINEは電話やメールソフトとしての利用が多く、SNSとしては微妙です。Instagramは写真がメインで、ブロガーとの相性が良くありません。
安定してユーザーが伸びておりテキストと相性の良いTwitterは、現時点の選択肢としてベストです。
加えてFacebookは実名が求められますが、ブロガーの大半はペンネームで活動しています。これもブロガーがFacebookと、相性が良くない理由のひとつです。
ブロガーとTwitterの相性の良さ
Twitterとブロガーは、かなり相性が良いです。Twitterには文字数制限があるので、記事を書いたあとのブロガーでも気軽にツイート可能です。140文字なら気軽にツイートできますが、これが500文字とかだとゲンナリしますよね(笑)
次にTwitterにはアクセスを解析する、アナリティクスが標準装備されています。どのツイートがどれくらい見られて、どれくらいの反応があったのかが分析できます。
つまりTwitterでのリサーチを繰り返すことで、どのようなタイトルや文章、ギミックがウケるのか? を分析を通して経験に変換し、身につけることができます。
このメリットは非常に大きく、ブロガーに必要な勘所を養えます。また分析を繰り返すことで、どのようなツイートが拡散されるのかもわかってきます。
WordPressでブログを運営しているなら、過去記事の自動投稿プラグインとTwitter動向を解析するプラグインの2つで、どのような記事が拡散されやすいのかも分析可能です。
- NextScripts: Social Networks Auto-Poster
- SNS Count Cache
興味のある人は、上記2つのプラグインをインストールしてください。
こうした分析が経験に変換され身についていくと、フォロワーの獲得も容易になります。
ブロガーでTwitterを活用してない人や、Twitterに自動投稿だけしかしていない人は、Twitterで活動することをおすすめします。
「自動投稿だけでいいじゃん!」
「記事を書いて疲れてるの……Twitterにツイートなんてしたくないよ」
わかります。筆者もそうです。
でもTwitterが学校だったとして「延々と論文や作文を提出し続ける人」より「論文や作文もするけど、他の人ともしゃべったりやりとりする人」の方が、良い印象を持たれやすいですよね?
というか前者と、仲良くしたい人は少ないのでは?
ブログ記事を書く合間や暇なときに、ぜひTwitterでブロガーは活動するべきですよ。
まとめ
ネットで検索すると「Twitterのフォロワーを増やす戦略!」的なことばかり書かれていますが、そもそもなぜTwitterなのかを理解してないとやる気も出ません。モチベーションも上がりません。
ブログとSNSの連携はプログラムが自動的にしてくれますが、ブロガーは一人だけ。体もひとつだけ。なら相性が良く、メリットの大きなTwitterで活動しましょうよ! という結論でした。
>まず……Facebookはオワコン化しているからです。すでに若い世代の間で、Facebookは「おじさんやおばさんの使うもの」という印象。
確かにそのようですね。ところで素朴な疑問ですが、このようにオワコン化しつつあるFacebookが主力事業であるFacebook社がなぜいまだにGAFAと称される巨大IT企業の一角を占めているのか?逆にSNSの普及度では世界トップのTwitter社がなぜ巨大IT企業に含まれないのか?株式時価訴額とか売上額の違いですか?
単純に日本国内のシェアと、世界シェアが異なるためですよ~。
FacebookはSNSで世界シェア1位(利用者23億人)、日本国内では4位です。
ちなみにTwitterは日本国内で2位、世界では12位(利用者3億3000万人)ですね。