2019年の参院選で話題になったれいわ新選組ですが、2020年はどうなっているでしょうか? れいわ新選組の評判や評価も、大分落ち着いてきた頃だと思います。
ネット上のれいわ新選組の評判や評価、そして支持率をまとめてご紹介します。
れいわ新選組とはどんな政党か?
- れいわ新選組は2019年4月1日に旗揚げ
- れいわ新選組を率いるのは俳優だった山本太郎氏
- 2019年7月の参院選で、得票率は2%を上回った
- 政治資金集めで寄付をメインにした戦略で注目を集める
- 日本で唯一の積極財政を公約に掲げる政党
ざっと箇条書きでおさらいしましょう。なお2019年の参議院選比例代表で、木村英子氏と舩後靖彦氏が当選。現在は参議院を2人、擁しています。
なお山本太郎氏は比例代表で3位になっており、あえなく落選。「得票率10%くらいはいくかと思っていた」とは、冗談か本気かわからない本人談。
れいわ新選組の公約や政策、方向性とは
興味のある方はじっくりれいわ新選組の公式サイトをご覧ください。箇条書きで大まかに政策をまとめます。
- 消費税廃止
- 最低賃金の引き上げと政府保証
- 一次産業の戸別所得保障
- 国土強靱化
- 財政出動による社会保障の強化と景気拡大
上記が主だったれいわ新選組の政策です。
れいわ新選組の特徴は「日本で初めて、積極財政を公約にしている政党」でしょう。この積極財政が可能だと主張する背景には、現代貨幣理論という経済学があります。
現代貨幣理論を取り入れたのも、もちろんれいわ新選組が日本で初めてです。
れいわ新選組の評判と政策への評価
ポジティブな評判や評価
ポジティブな評判や評価は、積極財政を是とする経済政策に対してが大半です。また山本太郎氏の演説や人柄で、れいわ新選組を支持すると決めた人も多いです。
筆者も山本太郎氏の演説動画を見ましたが、一般庶民にとって心に響く演説でした。経済政策だけではなく、山本太郎の人品骨柄で支持している人が多いのもうなずけます。
ネガティブな評判や評価
れいわ新選組へのネガティブな評価や評判は、今のところは多くはありません。理由は「まだれいわ新選組が、泡沫政党だから」です。しかしそれでも、不支持理由や批判が存在します。
- 支出を拡大するなら、どこかの支出を削らなきゃいけない!
- 障害者を議員にすることに疑問がある、賛成できない
- れいわ新選組支持者はポピュリズムで単なるブーム
およそ上記3つに、れいわ新選組の批判内容は分類できます。
ネガティブな評判と評価1 支出を拡大するなら、どこかの支出を削らなきゃいけない!
これは「国の借金」「財政破綻の嘘」を未だに信じている方たちの批判です。例えば「国の借金が大変なのに、公務員を増やすとか無理」「最低賃金1500円を政府保証とか、国の借金はどうするんだ!」などです。
「国の借金や財政破綻はフィクションで嘘」という自明の論理は、まだまだ広まっていないのです。――まあ広まっていたら、そもそも自民党や維新、安倍政権が支持されるはずがありません。
ネガティブな評判と評価2 障害者を議員にすることに疑問がある
障害者議員の体力面や、国会での活動に伴う介護サービスなどの必要性、国会のバリアフリー化に予算をかけることなどに疑問を持つようです。
しかし障害者の方も、当然ながら被選挙権を持っています。いままで国会議事堂や国会が、障害者に対応できない作りだったのがおかしいのです。
また「山本太郎が障害者を利用している」という言説も、失礼な話です。なぜなら立候補は木村・船後両議員が判断したのです。
ネガティブな評判と評価3 れいわ新選組支持者はポピュリズムで単なるブーム
ポピュリズム(人民主義)であるとすれば、むしろ誇るべきことでしょう。ポピュラリズム(人気主義)ならばマズいですが。
れいわ新選組が短あるブームか、それとも国政政党として根付くのか? まだ誰にもわかりません。確かにブームで終わる可能性だって、存在します。
政治経済論評を書いてきた筆者の、れいわ新選組への評価
筆者はれいわ新選組を支持しています。またその支持理由は、ほかのれいわ新選組支持者と大差ありません。すなわち経済政策と、山本太郎氏の人品骨柄です。
しかし山本太郎氏が呼びかけるように、山本太郎氏1人では何もできません。支持者がどのように活動し、どのように支えていくのか? によって、今後のれいわ新選組の未来は大きく変わるでしょう。
まとめ れいわ新選組の評価や評判は山本太郎と支持者の双肩に
NHKの2019年2月10日の世論調査によれば、れいわ新選組の政党支持率は0.6%でした。昨年起こしたブームから、支持率は低下傾向にあります。
支持率低下の大きな要因の1つは、露出の低下でしょう。選挙のないときこそ、支持者も含めた地道な支持率獲得の活動が必要になるでしょう。
はっきりと申し上げますが、れいわ新選組はまだまだ泡沫政党です。本当に単なる、一時的なブームで消え去る可能性だってあります。れいわ新選組の党勢が拡大するのか? それとも立ち消えになっていくのかは、山本太郎氏や船後・木村両議員と、れいわ新選組の支持者の双肩にかかっています。
れいわ新選組の評判や評価を踏まえ、強みを押し出して支持者獲得をしなくてはいけません。
れいわ支持者の原発ゼロへの関心の低さが、一般庶民の生活の切実さへの気持ちを如実に表していますね・・。
もはや、自然を守れだの余裕のあることを言ってられないくらいには、1人1人の生活が厳しくなっている証左ですかね・・。
そうなんですよね。東北大震災直後はともかく、現在では原発に関心がない人が多いと思うのですよ。
2021年にあるだろう衆院選でれいわ新選組は躍進するかもですね。
なんせ、来年は完全なデフレに突入していそうですし。
原発ゼロにして、石油に頼り、紛争世界にしたいようだ。環境問題を考えずただ反対は笑われます。一時的な感情で山本を支持される事は、日本の恥です。山本太郎の矛盾論は、沢山有ります。例えば奨学金チャラ政策です。多額な税金を支払った方々に還元しない政策は矛盾。まず、たばこや贅沢物を我慢すれば学費くらい払えます。制服購入助成金は必要かと思えますが、まず、国民の我が儘を治すのが先です。昔は子供の為に我慢して貯金した世帯は多かった。携帯払えるなら、学費くらい払えます。
>、国民の我が儘を治すのが先です。
この手の国民わがまま論って、意識高い系にはウケがいいんですよね。いってる内容は、ばかばかしい奴隷根性論ですが(笑)
清貧!といって、マジで貧困化していくわけです。バカバカしい話ですよね。貧困化=国力低下ですが、それを是としているわけですから……
売国奴と言われてもしょうがなくね? と個人的には思いますね。