【まとめ】山口敬之による伊藤詩織性的暴行疑惑と現在への時系列

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伊藤詩織さんが勝訴

 2017年に大きく報道された、山口敬之氏によるレイプ疑惑。山口敬之氏に性的暴行を受けたとして、伊藤詩織さんが民事裁判を起こしていました。

 報道では民事裁判で勝訴し、330万円の慰謝料を勝ち取ったとのことです。対して山口敬之氏は記者会見で「納得いかない」と述べています。

 いまさら事件の経緯は、なかなか聞きづらく、そして調べるのも面倒なもの。
 そんなめんどくさがり屋さんのために、まとめてみました。

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山口敬之氏はなぜ訴訟されているのか?時系列まとめ

 詳しい時系列はややこしいので、冒頭で端的にまとめます。
 山口敬之氏はTBSワシントン支局長のおえらいさんで、伊藤詩織さんとニューヨークで知り合いました。伊藤詩織さんはフリージャーナリストをしていたので、2015年に仕事がないか山口敬之氏に相談。

 2人でディナーにしたところ、お酒に強いはずの伊藤詩織さんが泥酔(?)になり、山口敬之氏が港区ホテルに連れ込んで、合意のない性行為に及んだとされています。

  1. 2013年秋ごろ、山口敬之氏と伊藤詩織さんがニューヨークで知り合う
  2. 2015年3月25日、伊藤詩織さんが山口敬之氏に仕事を探している旨をメール
  3. 4月3日に山口敬之氏と伊藤詩織さんがディナー。2軒めで記憶を失った伊藤詩織さんを、港区内ホテルに山口敬之氏が連れ込む
  4. 4月9日に伊藤詩織さんが、原宿署へ相談
  5. 4月15日に高輪署の警部補と、ホテルの監視カメラ映像を確認
  6. 4月18日、山口敬之氏が伊藤詩織さんにメールで「合意の上だった」と主張
  7. 4月23日に山口敬之氏がTBSワシントン支局長解任
  8. 4月30日に伊藤詩織さん、高輪署に被害届を提出
  9. 6月8日、成田空港で山口敬之氏の逮捕直前、逮捕状執行が取り消しに
  10. 2016年5月30日に山口敬之氏がTBSを退社
  11. 6月9日に山口敬之氏が著作「総理」を出版
  12. 7月に東京地裁で、山口敬之氏は嫌疑不十分で不起訴となる
  13. 2017年5月29日、伊藤詩織さんが記者会見
  14. 9月21日に検察審査会が不起訴相当と議決
  15. 9月28日に伊藤詩織さんが民事訴訟

 伊藤詩織さんは証言によれば、なかなかお酒に強いようです。記憶を失ったとされるのは、レイプドラッグのせいではないか? という疑義が存在します。

 また逮捕状は警察や検察が、裁判所に申請するものです。一旦対処状が申請されてから、逮捕が取りやめるにあるケースが非常に珍しいとのことです。成田空港で逮捕直前に、逮捕状執行が取り消しになったことは様々な憶測を呼びました。

 2017年5月18日には、「昏睡レイプ事件」の山口敬之、週刊新潮からの質問状を北村滋内閣情報官に相談か→週刊新潮にメール誤転送で発覚 | BUZZAP!(バザップ!)という報道もされ山口敬之氏と官邸が、つながっているという疑いを深めました。

 山口敬之氏による伊藤詩織さん性的暴行疑惑は、安倍総理や総理周辺が山口敬之氏の逮捕をやめさせたのではないか? 権力が介入したのでは? という深刻な疑義にまで、発展したのです。

当時の産経新聞やネトウヨなどの印象操作やデマ

 筆者も当時、山口敬之氏と伊藤詩織さんの事件について記事に取り上げました。その中でとりわけ印象に残っているのは、産経新聞の印象操作記事とネトウヨのデマについてです。

 【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈617〉】近年、週刊誌の記事で、これほど驚かされたことはない…「週刊新潮」のトップ 元TBSの山口敬之さん「準強姦逮捕状」(1/2ページ) – 産経ニュースは花田紀凱氏が、産経に寄せた記事です。
 内容は山口敬之氏の擁護ですが、以下の文章は卑劣極まりない憶測といえます。

 この記事の一番の疑問は、彼女がなぜ、今になって2年前のことを告発したかという点だ。

 小欄が取材したところでは、数カ月前から、左翼系の何人かの男たちが、この情報をメディアに売り込んでいたという。

 この記事が発端となり、ネット上では「伊藤詩織はサヨク。性的暴行もハニトラ、いつもの手口」という見解が広まりました。
 もちろん性行為に合意があったのかなかったのか? はわかりません。しかし擁護するために、相手を自分たちの敵とみなしているものにすり替えるのは、卑劣極まりない論法でしょう。

今回の山口敬之氏、伊藤詩織さんの民事裁判の判決について

 伊藤詩織さんと元TBS記者が法廷で意見陳述。民事裁判が結審し、判決へ。では、民事裁判が結審したその日に書かれています。非常に信頼性の高いソースといえます。
 判決では伊藤詩織さんの訴えを認め、330万円の慰謝料の支払いを山口敬之氏に命じたとのことです。

 その中で伊藤詩織さんは、従来どおりの見解を示しました。

  1. 民事裁判を通して、事実や情報を明らかにしたい
  2. 性的暴行は絶対に駄目だ。取り返しのつかない傷を負わせる
  3. 同じように苦しんでいる人の、役に立てるのなら嬉しい

 一方で山口敬之氏は、意見陳述で以下のように発言したそうです。

  1. 伊藤詩織さんは虚言癖
  2. 出した著作も嘘と捏造に満ちている

 報道(伊藤詩織氏が勝訴「合意のないまま性行為」認める:朝日新聞デジタル)によれば、裁判所は「伊藤詩織さんの主張に、客観的整合性が見られる」としています。また著作についても、体験談を記しているのであり、山口敬之氏の名誉毀損には当たらないと判決しました。
 山口敬之氏は控訴する構えです。

山口敬之氏の主張についての疑義

 山口敬之氏は伊藤詩織さんとの裁判の意見陳述で「嘘と捏造を相手がいっている! 自分が主張しているのが真実だ」といいます。

「客観的証拠に基づいて伊藤さんの主張の矛盾点を指摘したが、これが検証されることなく、ほぼ無視された。双方の主張の信ぴょう性が問われているのに、私が説明した部分はことごとく否定され、伊藤さんが言ったことを一方的に事実、真実とされている」

山口敬之さん「まったく納得できない」として控訴へ。伊藤詩織さん裁判 | ハフポスト

 つまり裁判所が偏っているといいたいのでしょう。ちょっとまって……

週刊新潮で報道された際、山口氏はフェイスブックで、1)法に触れることは一切していない 2)当局の詳細な調査の結果、違法行為はなかったと最終結論が出ている 3)この過程で、逮捕も起訴もされていない、と書いた。さらに「レイプしたのであれば、日本の優秀な捜査機関や司法機関が見落とすはずがない」とも。

元TBS記者・山口敬之氏からのレイプ被害訴える女性が実名、顔を出して会見 検察審査会に不服申し立て : J-CASTテレビウォッチ

 上記は2017年5月の記事です。山口敬之氏は「自分に都合が良ければ、裁判所(司法)を正当化」「都合が悪ければ司法が偏向している」というダブルスタンダードというわけ。

 もちろん山口敬之氏は、刑事事件で有罪になったわけではありません。しかし一貫した主張をする伊藤詩織さんと、ややさまよいがちな山口敬之氏。世間はどちらの言い分に、説得力を見いだすのでしょうか。

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トナカイ

ネトウヨ系界隈の、なんでも左翼や在日や中国のせい的な陰謀論は、事の善悪を入れ替える魔力がありますね。常識で考えればあからさまな黒であるものでも、ハニートラップだの、フェミだの連呼したりパヨクや反日国家へのヘイト感情を煽れば白くなる、あるいは逆に白を黒にもできる。善悪を真逆にひっくり返せるまでに至っていると思います。

腐敗した権力が国民の愛国心を悪用すれば、不正や犯罪すらも、愛国行為になる。
被害者女性は、反日国家やパヨクのハニートラップ工作員扱い。

経済分野での、改ざん大本営発表もそうですけど、嘘の宣伝とかも多すぎて安倍政権は旧日本軍の悪い部分だけ真似しているように見えます。

愛国心は、嘘を正当化するための道具ではなく、実際に国を良くするための正しい動機にならなければいけないのに。

まあ自分も昔、嫌韓流買って読みながら、安倍自民に投票した黒歴史があるから、ブーメラン発言になってしまうけど。

阿吽

正直言って、さっぱり意味のわからない判決ですね・・・。

だって、この判決がその通りなら、今も日本社会は、1人の強姦魔を拘束も逮捕も何もせずに、今現在も野に放ち続けているということなのです。

なのに、被害を認めて賠償命令は下しても、裁判所は強姦魔が街中を平気な顔して歩いていることには関知をしないのです。

こんなのって、どうにもおかしいと思うのですが・・・。

民事で有罪になったのなら、もう一度、刑事事件の裁判を開けるようにするか・・、もしくは刑事で敗訴した場合は民事での裁判はできない・・とでもしないと、どうにも納得ができません。

こうなってしまうのを見ますと、日本の司法というものは、なかなかに不十分なものなのかもしれませんね・・・・。

Muse

>こうなってしまうのを見ますと、日本の司法というものは、なかなかに不十分なものなのかもしれませんね・・・・。

というより、これは、日本の警察や検察当局が保身のために安倍官邸の暴虐に見て見ぬふりをし、盲目的に従うだけという恐るべき事態になったと言うことです。幸い今回の民事裁判では原告勝訴という当然の判決が出ましたが、果たして控訴審以降も同様の判決が出るのか、何とも言えません(もし、今回の判決が覆るようであれば、日本の司法の完全なる死を意味する)。

ところで、準強姦罪の容疑者である山口敬之には逮捕状が出ていたが、逮捕の直前に警視庁刑事部長だった中村格の一言で逮捕が取り消されたそうです。安倍官邸に忖度することしか能がない日本の多くのマスゴミ連中が報じないことですが、これは明らかに時の政権、というより現職の総理大臣が権力の恣意的な行使によって警察の捜査に介入した許し難いもみ消し工作であったと考えられます。

https://twitter.com/VePeTIDVAKNtOkn/status/1207679357831012352
https://twitter.com/mt3678mt/status/1207686241258364928
https://twitter.com/kikko_no_blog/status/1207623333107269632

これって、言うまでもなく法治国家にあるまじき完全な人治国家ですね。いずれにしても、安倍政権はこの7年間でますます腐敗・堕落の度を強め、アベ応援団のクズ議員や乞食言論人どもが我が物顔で社会にのさばり、こいつらの言動をネトウヨのクズどもがネット上に拡散するような、どうしようもないクズ国家になり果てたと言えます。

ちなみに、評論家の適菜収さんが、来年1月末に「反日国賊売国奴 安倍晋三の罪状」と題する書籍を出版されますが、安倍はまさしくこの題名通りの極悪人だと言えます。

黄昏のタロ

お邪魔いたします。

 司法独特の考え方ってのも有るのかもですね。

 刑事裁判が行えなく、民事裁判で認容していただいたって経験があります。毒親の代理って立場ですけどね。民事で勝ったとは言え直接ではないのです。

 刑事裁判が行えなかった理由は時効です。時効のせいで不問になるんです。
 もともとの状態に戻すのが民事裁判の目的だったのです。現状になった原因の一部ははっきりしていて、誰が関わったのか誰がやったのかも判ってるです。時効なので、責任を負わせることが出来ずです。
 裁判は、なぜ現状の状態になったのか?に触れることなく行われ、判決にもうたわれることはありませんでした。

 おいらとしては詐欺の痕跡に思えるのです。時効で完全犯罪。その息子は、もともとの状態に戻すならと金を要求。裁判の妨害行為も行われてます。刑事裁判なら逮捕される行為です。
 裁判の証言で「父親から聞いて知っていた」とぬかしやがったのですが、裁判長は突っ込んで聞くことも無かったです。
 

黄昏のタロ

 弁護士さんのお知り合いがいるなら、概要を書いてみますね。
 オブラートにくるんだつもりが、分かりにくいだけだったかもです。弁護士さんの無料相談でも、軽く聞いただけで「不法行為ですね」って言う人から、おいらが間違ったことを言ってるって質問責めにする人まで。見解が別れるみたいです。

 50年くらい前の国土調査を利用した詐欺と思ってます。
 国土調査後に公図から消えた土地。それを相手側の息子さんが固定資産税を払い続けて登記を維持してたんですね。我が家の土地には「国土調査の成果として合筆」となってるです。
 で、我が家のものとして占有していたのを理由に、取得時効の裁判で時効取得したです。高裁まで行ったです。

 手口は。
 うちのじーちゃんを巻き込んで、売ったらば境界が此処になるって位置で合意したらしいです。お金は払ったっぽいです。円満に国土調査を完了して通っちゃった。
 調査の結果は、相手の抵当権のある土地の一部、相手の親戚の土地の一部、問題の土地。そして、じーちゃんの土地。これらを合わせて「国土調査の成果として合筆」ってなってるです。国土調査の合筆の成分は、じーちゃんの土地2筆を広げて一筆にしたことになってるです。国土調査法では不法行為に当たるはずです。
 抵当権の有る土地と相手の親戚の土地は、25年後辺りに面積を減らして「錯誤」で修正登記をしてます。
 実行犯(?)は合筆した市です。国土調査法に抵触しますが、故意なのか過失かは時効で判らないまま。主犯は相手側の父親。じーちゃんは片棒を担がされたって、思ってるです。
 抵当権の有る土地の一部を無断で売ったり、所得税の脱税はしてると思うです。

 問題の土地を代物弁済の抵当に入れて、妾に弁済して、息子さんが買い戻してるです。公図に載ってないのを知った上でです。登記の記録と、裁判での証言で確認されてるです。

 「我が家の土地の中に問題の土地が含まれてました。何処にあるか判らないけど、有ったのはここら辺」って合意(?)で裁判は行われました。

 我が家がお願いした弁護士さんはおいらの「詐欺説」は認めてません。いっぽう、相手側の弁腰さんはさり気なく、じーちゃんが盗ったとも考えられるとかを混ぜてくるです。

 無意味かも知れないですが、返信しておきます。

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