アイドル新党なでしこ!の51話「英霊の遺書」で特攻隊の遺書を読もう

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 昨日、飲みすぎまして今起きました。ブログの名前が、酒神バッカスですからお酒は仕方がありません。

 さて、起きまして「ああ! しまった! 進撃の庶民の更新が!」と慌ててチェックしましたら、今日はポルシェ万次郎さんのアイドル新党なでしこ! の日でした。

 第51話、英霊の遺書です。これが、面白いんですね。

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特攻隊員の遺書を読んでみよう

妙子、全く意地悪ばかりして申訳ない兄だったね、許してくれ。愈々明日は晴の肉弾行だ。
意地悪してむくれられたのは、今から思へばみんな懐かしい思い出だ。
お前も楽しかった思い出として笑ってくれ。
兄さんが晴の体当たりをしたと聞いて、何もしんみりするんぢゃないよ。兄さんは笑って征くんだ。
おおむね人間とはだねエッヘン!大きな或るものによって動かされているのだ。
小さな私達の考えも及ばない大きな力を持つ或るものだ。
それは他でもないお前の朝夕礼拝する御仏様なのだ。

死ぬということはつらいと云うが「何でもない。御仏様の為されることだ」と思えば、何も問題でもなくなるのだ。
欲しいと思うものが自分のものにならなかったり、別れたくないもの、例えば兄さんに別れたくなくったって、明日は兄さんはお前なんかまるで忘れでもしたかのように平気であっという間に散ってゆくのだ。
そして丁度お前のような境遇の人は、今の日本は勿論世界中のどこにでも一杯なのだ。
又兄さんは特攻隊に入って暫く訓練したが、兄さんの周囲では、特攻隊と関係のない長命すべきように思える人がぽつりぽつりと椿の花のように死んで行った。大体わかるだろう。

この世は「思ふがままにゆかないのが本当の姿なのだ」といふことが。
簡単に云えば、一寸まずいが、無常が常道の人世ともいえよう。
兎に角何も心配することなんか此の世にはないのだ。
明るく朗らかに仕事に励み勉強し、立派な人間になってくれ。
それがとりも直さず御国への最も本当のご奉公なのだ。兄さんはそれのみを祈りつつ征く。

難しそうなことを色々書いたが、兄さんも色々これまで考えた挙句、つひ最近、以上書いたような心境になったのだ。
お前もなかなか本当の意味は分り難いと思ふが、折に触れてこんなことを考えていたらいつか分ることだ。
朝夕お礼をすることを忘れないように。しみじみ有難く思ふ時が必ず来る。
お父さん初めお母さん、相当年もとられたことだから、よくお手伝いをしてあげてくれ。
姉さん、昭を頼む。元気に朗らかにやるんだよ!

仏様のことを時々考えろと云ったって、仏様とはしんみりしたものとは全く関係のないものだよ。
以下取り急ぎ断片的に書く。

一、運動は必ずやるべきだ、精神爽快となる。
一、守神を頼んではあったが、手に入らなくとも何の心残りも無し 雨降れば天気悪しだ ワッハッハハ
一、よく読書すべし

幾ら書いても際限なし ではさようなら お元気で

重信隆丸 少尉 22歳

ー妻への手紙ー    まりゑ殿
かねて覚悟し念願していた「海征かば」の名誉の出発の日が来た。
日本男子として皇国の運命を背負って立つは当然のことではあるが、然しこれで「俺も日本男子」だぞと、自覚の念を強うして非常にうれしい。短い間ではあったが、心からのお世話に相成った。

俺にとっては日本一の妻ではあった。

小生は何処にいようとも、君の身辺を守っている。正しい道を正しく直く生き抜いてくれ。
子供も、唯堂々と育て上げてくれ、所謂偉くすることもいらぬ。金持ちにする必要もない。
日本の運命を負って地下百尺の捨石となる男子を育て上げよ。小生も立派に死んでくる。
充分身体に気をつけて栄え行く日本の姿を小生の姿と思ひつつ強く正しく直く生き抜いてくれ。

佐藤章 少尉 26歳

素子 素子は私の顔を能く見て笑いましたよ。私の腕の中で眠りもしたし、またお風呂に入ったこともありました。素子が大きくなって私のことが知りたい時は、お前のお母さん、佳代叔母様に私のことをよくお聞きなさい。私の写真帳もお前のために家に残してあります。

素子という名前は私がつけたのです。素直な、心の優しい、思いやりの深い人になるようにと思って、お父様が考えたのです。私はお前が大きくなって、立派なお嫁さんになって、幸せになったのを見届けたいのですが、若しお前が私を見知らぬまま死んでしまっても、決して悲しんではなりません。
お前が大きくなって、父に会いたいときは九段にいらっしゃい。そして心に深く念ずれば、必ずお父様のお顔がお前の心の中に浮かびますよ。

父はお前が幸福者と思います。生まれながらにして父に生き写しだし、他の人々も素子ちゃんをみると真久さんにあっている様な気がするとよく申されていた。
またお前の伯父様、叔母様は、お前を唯一の希望にしてお前を可愛がって下さるし、お母さんも亦、御自分の全生涯をかけて只々素子の幸福をのみ念じて生き抜いて下さるのです。

必ず私に万一のことがあっても親無し児などと思ってはなりません。父は常に素子の身辺を護っております。
優しくて人に可愛がられる人になって下さい。
お前が大きくなって私のことを考え始めたときに、この便りを読んで貰いなさい。

追伸 
素子が生まれた時おもちゃにしていた人形は、お父さんが頂いて自分の飛行機にお守りにして居ります。
だから素子はお父さんと一緒にいたわけです。
素子が知らずにいると困りますから教えて上げます。

植村真久 海軍少尉 25歳

戦後という時代と平和と日本

 私は戦争が嫌いです。しかしそれは、戦争の否定、否認であってはいけません。否定をした瞬間から、現実逃避が始まるのですから。

 平和は素晴らしいものです。しかしその平和の裏に、隷従が隠れているとしたら? それは素晴らしいものでしょうか?

 大東亜戦争とあえて表現しましょう。あの戦争は、愚かだったかも知れません。しかし戦後が「それ以上に愚かではない」という保証もありません。

 日本の自殺率は、世界でトップクラスといわれています。先進国では最悪レベルです。10万人あたり、おおよそ18~19人が自殺で命を断つ国家です。
参照:日本の自殺率は世界でワースト6位、特に女性はワースト3位(1/2ページ) – 産経ニュース(2017年)

 日本の自殺率は1998年をさかいに、激増しています。不思議なことに、2008年のリーマンショックから、自殺率は下がり始めます。厚労省のデータはこちら
 それでも世界ワースト6位です。

 世界平均(10万人あたり、11人)で比較すれば1万人以上、自殺率の低い国と比較すれば16000人以上が「毎年、失われている」のが日本です。

 大東亜戦争は、愚かだったのかも知れません。しかし戦後が「それ以上に愚かではない保証」は、どこにもない所以です。

 アイドル新党なでしこ! 第51話 英霊の遺書 – 進撃の庶民を読んで、そんなとりとめもないことを考えていました。

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「アイドル新党なでしこ!」をご紹介いただきありがとうございます。

>さて、起きまして「ああ! しまった! 進撃の庶民の更新が!」と慌ててチェック

ヤンさんの負担、マジ半端ないですよね。あのエントリーの質と量には、頭が下がる思いです。。。

黄昏のタロ

不幸の総合商社、黄昏のタロです。おじゃましますです。

> 日本の自殺率は1998年をさかいに、激増しています。不思議なことに、2008年のリーマンショックから、自殺率は下がり始めます。厚労省のデータはこちら。
 それでも世界ワースト6位です。

 ノストラダムスの大予言もあったですね。

 自殺率が下がり始めたのは、おいらみたいにコメントにかこつけて愚痴を垂れ流せたりするネット環境も有るかもですね。よりそいホットラインとかも頑張ってるです。
 バブルは自業自得と言えなくはないですし自責の念は大きいと思うです。震災やリーマンショックは自責の念を持ちにくいって違いがあると思うです。自分(だけの)のせいではないって言いやすいです。

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 切り取られた平和を前提にしないで読む英霊の想い。おいらが愚痴を垂れ流してるのと真逆なのかなって考えてるです。

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