新元号令和の意味は人の顔色を伺う和であった-元号まで爽快になった末路

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新元号発表となった4月1日

 本日午前11時30分に菅官房長官によって、新元号が発表されました。
※この稿は4月1日にかかれております。
 今日は疲れ気味ですので、書かないでおこうかと思ったのですが、ブロガーとしては書かなければ! という謎の使命感が……。いえ、直感でしょうか?

 ついでに佐藤健志さん、平成最後の月の始まり、または改元によって和暦が衰退するかも知れない話 | 佐藤健志 official site ”Dancing Writer”にて「元号まで爽快になるんじゃないでしょうね?」とおネーサンがいってます。その結末や?

 5月1日からの新元号は令和となったようです。

 うーん……違和感があるのは私だけでしょうか? と思っていろいろ覗いたら、皆さん違和感を持っていらっしゃるようです。新しいものは使ってなれないと、なかなか違和感があるものです。
 ……ん? 強烈な違和感が。

令和とはどういう意味なのか?

 令和とは安倍総理いわく「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という思いを込めたのだそうです。
 どうも万葉集から倣ったそうです。

天平二年の正月の十三日に、師老の宅に萃まりて、宴会を申ぶ。

時に、初春の令月にして、気淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披く、蘭は珮後の香を薫す。しかのみにあらず、曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾く、夕の岫に霧結び、鳥はうすものに封ぢらえて林に迷ふ。庭には舞ふ新蝶あり、空には帰る故雁あり。

ここに、天を蓋にし地を坐にし、膝を促け觴を飛ばす。言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。淡然自ら放し、快然自ら足る。もし翰苑にあらずは、何をもちてか情を述べむ。詩に落梅の篇を紀す、古今それ何ぞ異ならむ。よろしく園梅を賦して、いささかに短詠を成すべし。

「新版 万葉集 一 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 」

新元号「令和」は万葉集が出典 「梅花の歌」序文の現代語訳は? | ハフポスト

 赤線部分は「初春の良き月に、空気も美味しくて、風も柔らかい」という表現だそうです。
 ……ん? なにか違和感がすごく。読むのを辞めるのなら、今のうちだと思うのです。

令和の令とはどういう漢字なのか?

 漢字ペディアによるとこうです。引用します。

①いいつける。命じる。いいつけ。「令状」「命令」 ②のり。きまり。おきて。「訓令」「法令」 ③おさ。長官。「県令」 ④よい。りっぱな。「令色」「令名」 ⑤他人の親族に対する敬称。「令室」「令嬢」

令 | 漢字一字 | 漢字ペディア

 グーグルによるとこう。

1.いいつけ。いいつける。 「令旨(れいし)(りょうじ)・令状・号令・命令・辞令・司令・指令・伝令・発令」

2.相手に関係ある人を尊敬して言う語。 「令兄・令姉・令弟・令妹・令夫人・令閨(れいけい)・令室・令息・令嬢・令孫」

https://www.google.co.jp/search?ei=vyuiXPVshJ6YBYr8p4AC&q=%E4%BB%A4%E3%80%80%E6%84%8F%E5%91%B3&oq=%E4%BB%A4%E3%80%80%E6%84%8F%E5%91%B3&gs_l=psy-ab.3..35i39i70i249j0i4i37l2.2351.6999..7412…4.0..0.119.807.8j1……0….1..gws-wiz…….0i71j0i131j0i4i3i37j0i4i3j0i4j0i4i70i249.CUV3n063rFg

 万葉集からとったそうなので、意味としては「よい、立派な」という意味と解釈していいのでしょう
 しかしどうしても、現代人からすれば「命令の令」と解釈しそうになります。私も喋っていた方から、同じような感想を言われました。
 ……ん? やはり違和感が……。次からはおすすめしません。

令名、令色の言葉の意味

 令という漢字の意味には、「よい、立派な」という意味があると調べました。その例として載っているのが令名、令色でありますから、これもやはり調べてみなければであります。
 調べました。

令色相手に気に入られようとして顔色をつくろうこと。「巧言令色」
令色(れいしょく)の意味 – goo国語辞書

令名よい評判。名声。令聞。「令名が高い」「閨秀作家として令名をはせる」
令名(れいめい)の意味 – goo国語辞書

 おいおい……で、では令月は?
1.何事をするにもよい月。めでたい月。「嘉辰(かしん)令月」
2.陰暦2月の異称
令月(レイゲツ)とは – コトバンク

 ちょっとまて! では陰暦の2月とはどうなのだ
旧暦2月(きゅうれきにがつ)は、旧暦太陰太陽暦)の年初から2番目のである。
春分を含む月が2月となる。新暦では2月下旬から4月上旬ごろに当たる。
2月 (旧暦) – Wikipedia

 ……調べなければよかったorz これは凋落日本にふさわしい新元号かもしれません。

万葉集の令月とは、春だから使ったに過ぎない?

 令月は多くのメディア、サイトで「良い月」とされてますが、日本人がこよなく愛したのは昔から春と桜。……令月とは陰暦の春にしか過ぎないのです。
 良い月とは、春だからという意味合いでしかなかった、かもしれません。

 漢字ペディアの令の意味も、令名、令色では、令名は「良い名声」であり、令色に至っては「
相手に気に入られようとして顔色をつくろうこと」という意味合い

 令和の令の文字は、失敗だったんんじゃないのか?! と思わず調べていて、声を上げました。

名声ないし顔色をうかがう和

 和をもって尊しとなす、とは「他人の名声を気にすること」ではありません和という価値観を築くことで、己と人を結びつける行為と価値観を尊いとする、自主的なものです

 しかるに、この和に令がつくと? 令名、令色で調べた通り、せいぜい「人の名声を気にして、和を作る」ないし、「相手に気に入られようとして顔色を繕い、和を作る」になってしまうではありませんか!!!
 私、まるで佐藤健志さんのようなことを書いておりますが、お立ち会い。平和主義は貧困への道 または対米従属の爽快な末路(佐藤健志さん著)の平和”主義”とは、まさに「人の名声を気にして、和を作る」ないし、「相手に気に入られようとして顔色を繕い、和を作る」という主義が、貧困を招く! と論じた書なのです
※ただし、グローバルにですが。

 まさに令和! ……本当に、調べなければよかった。
 私は、皇室に敬意を持っておりますし、大切に思っております。しかし……これはあまりに無体な元号ではありませんか。内閣が決めたのでしょうが。

新元号により日本の命運は決まったかもしれない

 平成とは「平和に成る」とも読めます。私は決まった経緯はよく存じませんが、もしそうだとすると、平成(平和主義に成る)から、名声ないし顔色をうかがう(令)和という元号に変わったのは、時代の必然かもしれない、とすら思えるほどのジョークです。

 新元号で新しい時代が! と私も考えておりましたとも。希望くらい持ったっていいじゃないか!
 発表されたのは令和でした。漢字の意味を調べるうちに、発表された直後に感じた違和感は、ますます強いものになり、このような稿になってしまいました。

 そりゃそうですよね。命令、律令などの語句に使われる感じであり、真反対の意味があるはずがない。
 誰の顔色をうかがうんだって? 安倍総理かもしれないですね? そんな些細なことは、どうでもいいです……。

補足 令月

 調べたところ、令月とは陰暦で2月から4月初旬、どんどんと暖かになっていく季節です。
 つまり……季節が人の顔色をうかがう月(令色の月)と、考えたほうが良いのではないか? と。だから天が優しい「よき月」なのではないか? と思うのです。

 令和……ねぇ。
 この稿は安倍政権批判のために書いたものではありませんが、結果的にはそうなるでしょう。
 なんの憂いもなく、含みもなく、私も新元号を祝いたかったのです――こんな稿を書いてしまったばかりに、もはや頭の隅にはこの稿が、新元号の時代にずっと残り続けるでしょう。

 考えなければよかった。
 考えなければ、よかったのです。私は大馬鹿者です。

 どなたか、説得力のある別の解釈を、私にください。

P.S 内と外の漢字の組み合わせ

 令とは基本的に、外に発する言葉です。命令、律令、令色、令名、令状等々。
 和とは内に取り込む言葉です。調和、人の和、和を講じる、和解等々。

 つまり漢字の組み合わせとしては、外と内という真反対を組み合わせたものでしょう。道理で聞いた当初から、違和感があったわけです。いわば「冷気が暖かい」という矛盾した表現になるわけです。

 これが元号とは、すなわち「日本語がバラバラになる、意味をなさなくなる」――つまりポストトゥルース――を暗示しているのかもしれません。
 どうやら平成最後の月の始まり、または改元によって和暦が衰退するかも知れない話 | 佐藤健志 official site ”Dancing Writer”(佐藤健志さんブログ)の予想通り、元号まで爽快©おねーさんになってしまったようです。
平和主義は貧困への道 または対米従属の爽快な末路(佐藤健志さん著)

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elephus-elephus

現実の政治が弱肉強食のグローバリズムを押し進めるかぎり世の中は暗くなり、そうなると多くの人が「令和」にネガティブな意味を読み込んでしまうでしょうね。

阿吽

あんまりやりすぎるのはちょっと・・・(^^;)

普通に、日本人の人名で、令和さんが存在しますからねえ・・・。

あんまやりすぎるとちょっと・・・・・。
 
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>令月は多くのメディア、サイトで「良い月」とされてますが、日本人がこよなく愛したのは昔から春と桜。……令月とは陰暦の春にしか過ぎないのです。
>良い月とは、春だからという意味合いでしかなかった、かもしれません。

あとは少なくとも、旧暦2月という花の咲く月・・これを良い月と解釈するのに対し、使うべきだった文字が『令』ということなら・・、ヤンさんの春だから『令』という字を使ったという解釈も、良い月(花が咲く=良い月)には『令』という字がふさわしいと、そんなふうに考えられた結果の『令月』、とも解釈が可能となってしまうのではないでしょうか。ヤンさんの今回の解釈からさらに解釈をしても・・。

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あとは、【『令日』よい日。めでたい日。吉日。】【『令辰』よい日。めでたい日。吉日。佳辰】【『令人』よい人。りっぱな人。】【『令徳』立派な徳。美徳。善徳】という表現もあるそうです。

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上記のようなポジティブな例を見ますと・・、必ずしも、100%、春だから令という字を使ったともかぎらないのではないかとも言えるのではないかとも思います。(まあ、私が見た範囲では、と、つけますが・・)

まあ、私も中継を見てて、何かな何かなと思ってたら、令和の字でちょっと「(^^)・・・・・・・」

・・って気分になりましたので・・・ww

まあ、3、4年も使ってれば、少しは慣れるんですかねえ・・・・・・・・・。

そもそも、今回の元号を考えるにあたって、俗用ならびにM、T、S、H縛りはなかなかに、厳しかったんでしょうね・・。(地名かぶりぐらいはこのさいセーフでもいいんじゃあないですかね・・)


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