【コロナウイルス】トイレットペーパーデマから学校一斉休校-わりと日本が終わってる件

この記事は約6分で読めます。

 コロナウイルスの猛威が、日本のあちこちで見られるようになりました。とはいっても感染者数の話ではありません。コロナウイルスによるデマの話です。

 コロナウイルスが来たら、トイレットペーパーがなぜか品薄。感染予防に効果のないマスクが、品薄で必要なところに供給されない。学校の一斉休校で、小幡績が嘆いた「日本終わった」とは。

 現在の日本の現状を、網羅的に解説します。

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コロナウイルスのデマでトイレとペーパーがなくなった!

 最初、母から「コロナウイルスでトイレットペーパーが品薄になった! デマらしいけど……」と筆者は聞きました。

 何でもトイレットペーパーの原料が、マスクの原料だというデマが流れたらしいです。さてこのデマ……流れてから速効で否定されました。トイレットペーパーだけに(笑)
 トイレットペーパーのメーカーが、在庫はたくさんあるとツイートしたのです。

 ところがトイレットペーパーの品薄は、全く解消されません。ネットで12ロール入りが3000円とかで売ってるんですが……(汗)

 現在のトイレットペーパーの状況は、こうです。

  1. デマが流れて品薄になった
  2. 急に購入されたので、流通が間に合わない
  3. デマだと知っているが、他の人も購入しているので自分も購入しておかないと!
  4. 流通がボトルネックになって、品薄が続く

 中にはトイレットペーパーを大量に買い占めて妻に激怒された夫、「私に落ち度はない」と共感求めるも批判相次ぐで報じられるように、16ロール入り18個を購入する猛者もいるのだとか。

感染予防に効果のないマスクを日本人はなぜ着用するのか

 マスクも非常に品薄になっています。こちらはトイレットペーパーと異なり、実際に着用する需要が増えたからです。しかし……必要ない人たちが買い込んで、必要なところにマスクが供給されないとすれば大問題。

 いくつかの医学サイトを見ると、マスクでの感染症予防効果はあまりないというのが、医師の一般的な見解です。
 咳やくしゃみをしている患者が使用するのが、飛沫感染予防で最も効果があるそうです。
 ちなみにマスクの網目の大きさは、ウイルスのおよそ100倍ほど。ウイルスそのものはマスクでは防げません。
参照 マスクをつけてもインフルエンザ感染を防げない理由(宮坂 昌之) | ブルーバックス | 講談社(1/3)

 ほとんどの人は、マスクが気休めにしかなっていないのが現状でしょう。
 その気休めのために、マスクが本当に必要な場所や人へのマスクの供給に支障が出ています。

  1. 花粉症患者はマスクがなくてボロボロ
  2. 咳やくしゃみをしている人がマスクを買えない
  3. 医療現場や食品関係にもマスクの供給が滞っている

 上記3つと、自分のマスク。どっちがより必要としているかなんて一目瞭然。しかし日本人は、自分のマスクを(大して役に立たないのにも関わらず!)優先するのでした。

学校の一斉休校で小幡績が「やっぱり日本は終わりだ」と嘆いた理由

 やっぱり日本は終わりだ | ニューズウィークという記事は、小幡績氏が書きました。過去に現代貨幣理論関連の議論で、小幡績氏を取り上げたことがあります。先日から当ブログの小幡績氏の記事が、やけにアクセスされているので気になって調べたところ、現代貨幣理論の記事が原因のようでした。

 検索数が大幅に増えるほどに、小幡績氏の記事にインパクトがあったということです。

参照
一斉休校でわかった日本人のレベルの低さ | ニューズウィーク
やっぱり日本は終わりだ | ニューズウィーク

 内容は非常に秀逸です。

  1. 学校の一斉休校で教育の機会が失われるのには、文句が1つも出ない
  2. 学校の一斉急行で出たのは「親が働きに行けない」などの文句が噴出
  3. 政府は学童などは閉めないとの対応

 上記の日本人の反応から、小幡績氏は「日本人は学校教育を、重要だと思っていない」と解釈しています。この日本人の感覚が、もう終わっているとのこと。

 小幡績氏によれば本来、教育は命より重いということです。

命よりも教育は重い。短期的に、生活や命を救っても、社会がそれによっておかしくなるのであれば、将来の何千万、何億もの命が失われることになる。したがって、目先の生活よりも教育が大事であり、目先よりも社会の将来、人類の未来が重要なのである。

コロナウイルスでわかった、ずれている日本人

 トイレットペーパーはデマ、マスクは感染予防効果が乏しい。どちらも知っている人の方が、多いのではないでしょうか。ではなぜ知っているのに、トイレットペーパーやマスクが不足するのでしょう。もちろん、知っているのに購入しているからです。

 このことから、いくつかの解釈ができるでしょう。

  1. 他人のことより、自分の気休めの方が優先される
  2. 科学的なエビデンスを実践することができない
  3. 自己責任論の蔓延と、共同体への信頼の欠如

 マスクを気休めと知っていて購入するのは「他人の都合より、自分の気休め優先」「買えない人は自己責任」の2つの心理があるからではないでしょうか。

 会社などでマスクをしていないと、同調圧力がかかることもあるかもしれません。これは科学的にはっきりしていることが、社会的に実践できないということです。
 まるで「緊縮財政が失われた20年を招いたのに、緊縮財政を続ける日本そのもの」ではないですか。

 トイレットペーパーは在庫があると発表されたのに品薄が続くのは、発表を信じていないということでしょう。共同体への信頼がないことの証左です。

 小幡績氏が主張したように、わりと日本終わってませんかね? 学校の一斉急行で出てきた文句が「仕事に行けない!」とか、学校を託児所かなんかと思っているようです。
 また近所の人に面倒を見てもらうなどもできないことから、地域共同体の希薄さも見て取れます。

 なんだかいろいろとずれている部分が、コロナウイルスの騒動で明白になりつつあります。2019年が保守遁走の1年だったとすると、今年は日本人が遁走する年になるのかもしれません。

 何からの遁走か? もちろん「現実から」であります。

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Muse

小幡績氏が主張したように、わりと日本終わってませんかね?

この「日本終わる」というフレーズが結構ネットでみかけますが、自分から言わせれば、戦後日本人が、米国に対する属国根性・奴隷根性にしがみつき、主権国家の国民として当然持つべき「自主独立の気概」を完全放棄したこと(いわば第二の敗戦)をもって、まともな「独立国家日本」は「完全終了」しました。

では、70年以上続いた「戦後日本」は?国家・民族・社会の完全消滅に至るまでの、いわば「死に至るまでの緩慢なプロセス」に過ぎません。

滑稽なのは、
https://www.newsweekjapan.jp/obata/2019/07/mmt-1.php
のような支離滅裂で的外れなMMT批判の文章を得意げに書く、小幡績のごとき「ネオリベ・ウィルス感染による錯乱症患者」にまで、今更ながら「日本終わった」と言わしめていることです。

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