2020年に大デフレ到来?-実質賃金・消費税増税・オリンピック

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大不況とデフレ

 もうすぐ消費税増税です。考えられる中で、最悪のタイミングです。

 どう理論的に考えても、日本は2020年以降に大デフレになる可能性が高いと予測します。これは誇張ではありません。
 現代貨幣理論(MMT)の知見、現在の日本の経済構造、そして政策。
 すべてを加味したら、大デフレになる可能性が高いのです。

 失われた20年は、失われた30年になることでしょう。
 本稿では「2020年~2021年に大デフレが来る可能性が高い」ことを解説します。また「どうすれば解決できるのか?」についても言及しますが……こちらは、のぞみ薄です。

 最後に我々庶民は、どのように身を守ればよいのか? についても言及します。

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2020年~21年に大デフレが来る可能性が高い

 まずデフレ予測の可能性について、その理由をあげます。

  1. 2019年10月からの消費税増税
  2. 2019年の実質賃金は、発表されているものすべてが前年比マイナス(7ヶ月連続)
  3. 2016年~2018年の「マシな時期」の要因は外需
  4. オリンピック後には8割の開催国が不景気に

 それぞれ、解説していきます。

消費税増税は経済への影響が大きい

 1997年、2014年の消費税増税はどちらも「リーマン・ショック級のGDPの落ち込み」が見られました。
 2019年10月には、消費税8%が10%になります。

 軽減税率があるから、大丈夫という人もいるでしょう。しかしむしろ軽減税率で、経済が混乱するのでは? というほどに、混迷を極めています。
 軽減税率は「所得移転系」がほとんどです。その消費性向は、最大で0.5ほどだろうと試算されます。
 つまり……思ったほどに、軽減税率の効果がない可能性も高いのです。

2019年の実質賃金はすべて、前年比マイナス

 2019年の実質賃金は、7ヶ月連続でマイナスです。要するに「日本国民は、2018年よりさらに貧困化している」のです。
 最悪のタイミングで、消費税増税をするものです。おかしいですよ、この国。

 よく「就業者数が増えたのだから、実質賃金は下がるのが当たり前!」という議論を見かけます。これは2013年以降に「限定された現象」ですから、当たり前ではありません。
 一部特殊事例(オイルショックなど)以外では「安倍政権でのみ、起こっている現象」です。
参照:【三橋貴明】実質賃金と就業者数 | 「新」経世済民新聞

 安倍政権は「総雇用者所得が増えてるのだから、いいのだ!」と強弁します。

転載元:中小企業庁

 上記の中小企業庁のように「実質雇用者報酬」の増加以上のペースで、実質賃金が下落しています。

2015年~2018年の「マシな時期」は外需依存だった

 2015年~2018年のGDPは、1997年のGDPに「毛が生えた程度」です。それでも「マシな方」ではありました。
 なぜマシになったのか? 日本国内では、2014年に消費税増税。その影響は数年以上に及びます。

 GDPで伸びている要因を分析しましたが、ぶっちゃけていえば外需でした。それ以外の要因は、ありません。強いて言えば円安です。
 外需が落ちたらどうなるか? 愚問でしょう。

 2015年~2018年の「小康状態」は、世界経済頼りだったのです。

オリンピック後は5分の4が不景気に

 オリンピック開催国のGDPと、オリンピック翌年のGDPを比べると「5分の4は、開催後に不景気になっている」のです。
 じつに確率80%です。科学者なら「ほぼ、そうなる」と答えてもおかしくありません。

デフレが2020年以降に到来する可能性は極めて高い

 外需が減少し、実質賃金は低下。この状態で消費税増税は、狂気の沙汰です。

 政府は「リーマン・ショック級の経済ショックが来ない限り」と言いますが……ちょっとはっちゃけます。「アホか! 消費税増税がリーマン・ショック級(実際そうだった)やんけ!」です。
 2020年には、オリンピックの「わずかな経済効果」も終わります。

 外需も少ない、賃金低下で消費もできない、企業も投資しない、税金は増税。そして政府は緊縮財政。
 これでデフレにならないと思う人、手を上げて(諦め顔)

 後世の経済史の学者は、現在の日本を「全体主義、もしくはアホ」と評するかも知れません。

唯一の「デフレにならない解決策」とは?

 理論的には存在します。安倍政権をおろして、積極財政派の政党を政権につければよいのです。
 現実的には存在しません。れいわ新選組が2021年までにある衆院選で、300人を擁立して当選させる。不可能でしょう?
※それ以外に、積極財政派の政党はありません。

 安倍政権が積極財政に転じるくらい、あり得ません。

 したがって、たった「1~2年」で外需が回復する、ないし奇跡でも起こることに期待しましょう(投げやり)

大デフレから身を守るために

 いくつか、鉄則があります。

  1. 正社員は会社にしがみつけ
  2. 非正規雇用は、今から正規雇用を見つける努力を
  3. 借金で死ぬことはない。とりあえず生きろ
  4. 知り合いや友達同士で、助け合え
  5. 副業を始めるなら、今のうち

 今回は「デフレから身を守るすべ」が本題です。

 どう考えても私の脳みそでは、日本は失われた20年が30年になりそうです。はずれたら、喜びましょう。私も喜びます。

 しかし備えはしておきましょう。
 失業率の低下は「今だけ」です。デフレになれば、徐々に増えていきます。
 正社員の人は正社員に、しがみつきましょう。非正規雇用の人は、正社員を今からでも探しましょう。
 ――自営業は……どうしましょ? うん、祈りましょう。
※私も零細自営業です。

 借金は……そら返さなきゃなりませんよ? でも「死んだらあかん」です。返せなくても。「生きてたら丸儲け!」と思いましょう。

 あとは知り合いや友達と、仲良くしておきましょう。いざというときには、助け合えればベストです。……私は自営業なので、「無理」かも知れませんが。
※足りないときは「1万円、貸してくれへん?」のレベルじゃ済みませんから(笑)

副業をやるならネットを使おう

 副業も、やっておくなら今のうちです。ノウハウを蓄積しないといけませんし。
 月に3万円稼ぐだけで、かなり家計は楽になるはずです。もっとも……忙しい人は「しんどいよぅ……」となるでしょう。わかります。

 私は23歳から自営業です。「勉強したら、確実にお金になる」という情報を知りません。要するに「大学に行って、一流企業に務める」みたいな。(中卒ですしね)
 しかし「学んでいた知識が、思わぬところで役に立つ」は、よく経験します。

 それは会社員の人であれ、非正規雇用の人であれ、あると思います。マネタイズ(収益化)する方法は。ネットはその可能性が、高いと思っています。
 ブログを育てるのは、最低でも3ヶ月ごと計画。普通に1年~1年半スパンで育てます。

 ブログしか知らないので、ブログしかアドバイスはできません。今からやっておけば、多少の足しになる「かも知れない」です。
※……毎日更新とか「頭がおかしいレベル」ですから。いや、ホンマに。副業の選択肢としては、難しいのかも知れません。

 大デフレが来る可能性は高いです。皆さん、備えてください。

 進撃の庶民、うずらさんの記事です。結構、必読な内容です。

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Muse

今回のエントリーで書かれた予測は、ほぼ100%的中すると思います。残念ながら。というより、まともな有識者の方々(藤井さんや三橋さんが筆頭)がずーっと前から警告してきたとおり。ちなみに、経済政策以外でも、防災減災のためのインフラ整備を含めた国土強靭化の必要性や、移民受け入れによる国民の貧困化と格差の拡大の危険についても訴えられていましたが、自民党安倍政権はそれらを悉く無視し、亡国政策のオンパレード!

先の参院選では、こんなどうしようもない自民党を敗北させて、ねじれ国会を実現すべきところ、日本国民(有権者)は極悪政権を延命させるという、実にろくでもない審判を下してしまった。本当に愚民の群れというほかなしです。

>大デフレが来る可能性は高いです。皆さん、備えてください。

超個人的なレベルの話で言うと、「1か月の支出(生活費と各種保険料込みで)を8万円程度、年間支出を110万円以下に極力抑える生活を今後9年間続け、年金受給開始年齢(65歳)までの金融資産の目減り額を1000万円程度に抑える。後はたいして期待できない年金と残りの金融資産〇千万円で死ぬまでやっていく」ことになります。

そこで重要になるのが、インフレ・デフレの状況。日本経済全体のことを考えれば、積極財政によって一日も早くデフレから脱却し、2%ないし3%のマイルドなインフレになることが望ましいですが、そうなると金融資産の目減りも凄まじく、個人的には困る。

そうかといって、デフレから脱却せず、今後もアホな政府・日銀が有害無益なマイナス金利を続けるとすれば、銀行を筆頭に金融機関の収益悪化が続いて、もしかしたら、個人預金に対する口座管理手数料もとられることになるかもしれない。これまた大変困る。悩ましい人生が続くことになります。

Muse

>個人向け国債なんかはどうなんでしょう。

すでに個人向け国債は昨年購入済みです(全金融資産の1/4程度)。変動金利10年満期で最低保証金利が0.05%です。ちなみに、各銀行からは外貨預金や社債、投資信託などの勧誘を度々受けていますが、いずれもリスク資産なので、迂闊に手は出せませんね。

>政治経済系は単価が低いので、マネタイズ目的ならあまりおすすめできませんが……。

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