小泉進次郎が初入閣で環境大臣-解散総選挙を視野に入れての登用か

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小泉進次郎

 先日、内閣改造が行われ第4次安倍内閣が発足しました。サプライズと報じられるのは、小泉進次郎議員の環境相への登用でしょう。

 しかし小泉進次郎議員の経歴や報道では、実績が買われてというわけではなさそうです。実績関係の報道が、ほとんど皆無です。
 一方で人気だけは非常に高いようです。世論調査の「総理大臣に、誰がなってもらいたいか?」では、必ず上位に来ます。

 そんな小泉進次郎議員の入閣は、どのような思惑があるのでしょう?

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人気は高い一方、実績と言われると専門家でも思いつかない

 現在38歳の小泉進次郎議員は、28歳のときに初当選を果たします。父親である小泉純一郎元総理の地盤を引き継いだ、世襲議員です。
 一卵性父子と言われるほど、小泉純一郎元総理と考え方が近いとの報道もあります。
 これが本当だとすると、小泉進次郎議員の本質は、新自由主義であることは間違いないでしょう。

 政治姿勢としては「改革者」「物を言う政治家」「若手」「反原発」といったイメージがあり、ルックスも良い。
 また下手なお飾り大臣よりは、実務経験も積んでいるとの評価もあります。

 ところが「実績は?」という話になると、専門家ですら思いつかないようです。私も当然、知りません。
 ある評価によれば「国民受けする細かいことは主張するが、大枠となると主張しない」のだそうです。
参照:小泉進次郎は本当に「総理の器」か? 先輩代議士や政治部記者らが一刀両断(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース

 まさに「政治家としての、合理的経済人」との表現が、ピッタリ来るのではないか? と思います。要するに政治家というより、政治ビジネスマンではないか? と思います。

小泉進次郎議員の登用、安倍内閣の思惑は?

 政治評論家の田崎史郎さんによれば、小泉進次郎議員の入閣は急転直下で決定したそうです。安倍総理の心境の変化と、菅官房長官の取りなしで決定したとのこと。

 今回の小泉進次郎議員の入閣の理由は、いくつか考えられます。

  1. お友達内閣のイメージを払拭したかった
  2. 石破茂議員への当てこすり、小泉進次郎議員と石破茂議員の離間策
  3. 次回の解散総選挙を見据えて

 私は2.か3.の可能性が高いのではないか? と考えています。衆院の任期は2021年ですが、期限いっぱいでは内閣がレームダック化します。
 したがって2020年には、解散総選挙があるのでは? と考えます。

 流石に安倍自民党総裁の4期目がないとすると、石破茂議員と距離の近い小泉進次郎議員を取り込んでおく、という意味合いはあるかも知れません。
 また選挙で有利に戦うためにも、小泉進次郎議員の人気の利用は考えられます。

 ただし今回の内閣改造では19人中、13人が初入閣です。後継の育成という面が強いのは、否めません。一方で「選挙管理内閣」との見解もあるようです。

メディアのご祝儀報道と、この国のパッパラパーな空気

 小泉進次郎議員の入閣を、メディアはおおよそ好意的に報じています。上述したように、小泉進次郎議員に大枠の主張がありません。
 人気先行型で、主張や実績はよくわからないというのが実のところです。

 主張のよくわからない、ルックスが良いだけの政治家を大臣にする。それをメディアは好意的に報じる。
 非常に違和感を感じるのは、私だけでしょうか。

安倍内閣は憲法改正に向けて走り出すのか?

 報道では、安倍内閣は「今度こそ、憲法改正をする! 道筋をつける!」と答えたようです。しかし本当でしょうか?

 入閣した顔ぶれを見る限り、初入閣が多すぎます。後進の育成はできても、この陣容で憲法改正が出来るとは思えません。
 選挙の世論調査でも「重視する政策」のビリケツが、大体は憲法改正です。重視している世論は、1割未満であることが多い。

 「世論の喚起」に失敗している時点で、憲法改正は殆どないといって良いでしょう。

安倍総理悲願の憲法改正は、経済政策の失敗で挫折した

 2012年末に発足した安倍政権ですが、2013年を除き緊縮財政です。
 もし仮に財政出動を続け、デフレ脱却を2015年で果たしていれば、憲法改正にも王手がかけられた可能性はあります。

 景気が良くなり生活不安が少なくなれば、憲法などの議論も盛り上がったかも知れません。実際には実質賃金の下落、消費税の度重なる増税、格差の拡大など問題は山積みです。
 生活が苦しいときに、憲法改正と言われても「いやいや……その前に、景気をなんとかしてーな」が普通の反応だと思います。

 安倍政権を振り返るとき、2013年にリフレ派を採用したことで憲法改正は「失敗していた」のではないか? と考えます。

小泉進次郎議員の初入閣、安倍総理の心境の変化は諦めではないか

 安倍政権は、求心力を保つためには「憲法改正!」を言い続けるでしょう。しかし小泉進次郎議員の入閣は、急転直下に総理の心境の変化で決まったとのこと。

 とすれば、安倍総理の心境の変化とは「諦め」ではないか? と思います。
 憲法改正は、現在の状況では現実的にほとんど不可能です。4期目がないとすれば、2021年はあまりに間近過ぎます。

 だからこその「後進の育成」内閣なのではないでしょうか? その象徴が、小泉進次郎議員の初入閣であるように思えます。

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Muse

>また選挙で有利に戦うためにも、小泉進次郎議員の人気の利用は考えられます。

間違いなく、そう思います。これこそ、(バカな大衆心理を利用する)姑息な大衆扇動策の典型です。

>主張のよくわからない、ルックスが良いだけの政治家を大臣にする。それをメディアは好意的に報じる。
 非常に違和感を感じるのは、私だけでしょうか。

というか、ルックスが良いだけの”無能人間”というだけならまだしも、農林部会長のときは全農解体を目論むなど、日本農業の破壊を目指すトンデモ政策を主張したり、国民負担を増やすだけの「こども保険」のようなろくでもない構想を打ち出したりするなど、政治家としては、(国家国民にとって)”有害無益な存在”以外の何者でもありません。

もちろん、こんな有害無益なクズを、あたかもヒーローのように持ち上げる各メディアの報道に対しては、違和感どころか吐き気を催すほどの気色悪さと下劣さが強烈に感じられます。さらに言えば、こうしたクズメディアの垂れ流す”有害情報”に心を躍らせるような、多くの情弱国民のアホさ加減にも嫌気がさしますね。

>だからこその「後進の育成」内閣なのではないでしょうか? その象徴が、小泉進次郎議員の初入閣であるように思えます。

というか、安倍晋三と同じぐらい、あるいはそれ以下の有害無益な人物=小泉進次郎を総理なんぞにしては日本の滅亡がさらに加速します。やはり、次期総選挙で亡国政党=自民党を惨敗させ、一日も早く政権与党から引き摺り下ろすことが、日本の滅亡を食い止める唯一の方策でしょう。クズ政党による今の一党独裁政治が続くよりは、ねじれ国会&総理がコロコロ変わる決められない政治のほうがよっぽどましです。

みきた

はじめまして。コメント失礼いたします。

小泉進次郎氏の話題になると、ついつい、西田昌司議員のシンポジウムの動画を思い出してしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=2Qhe8SJAoyY

2011年の動画でだいぶ古いですが、
当時、西田議員が、自民党内でTPPのデメリットを説明していたら、
西田議員がいくら説明しても、ひとりだけ、TPP賛成の主張をかたくなに変えなかった人物がいたと。

その人物こそ、小泉進次郎議員だったそうで・・・(笑)

小泉議員曰く、「苦しみを乗り越えてこそ良いことがある」とか・・・(苦笑)

小泉議員は、精神論で政策を決めちゃっている感じがしますね。
だから、いくら理屈で説明されても、決して結論を変えない。精神論が先に立つ。
ブラック企業の非常識な経営者と、何ら変わりがありません。
一般的な感覚からは相当ずれていると思います。

総理候補とか言われていますが、日本人が彼の本質を見抜ける日は来るんでしょうかね。
見抜く前に総理にしちゃいそうな気がします。

(リンク先の動画では、29分頃に小泉議員の話題が出ます。)

阿吽

選挙をやるとすれば・・、来年のオリンピック前後、でしょうか・・・?

オリンピックのお祭り騒ぎに乗じて選挙、うまく改憲勢力で3分の2を取れて、その勢いがあれば・・、(憲法改正)ワンチャン、ぐらいでしょうか・・?

ただまあ、どこまでできるかはわかりませんので、うまくできそうな情勢だったらやる、できそうになかったら普通にやらない、ぐらいでしょうかね・・・・?

安倍総理は、政治は下手でも、政権運営だけは、うまいですからね・・・。

阿吽

小泉進次郎さんて・・、近衛文麿に、なんとなくかぶるんですよねえ・・・(-_-;)

顔も良い、威勢も良い・・・だけど実績ない(?)・・みたいなところが・・・・。

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