大阪ダブルクロス選世論調査の現時点での結果と分析-大阪維新の高支持率を探る


クロスダブル選の世論調査報道

 どうも風邪を引いたみたいですので、手短に。
 大阪「クロス選」は賛否拮抗 松井府政を「評価する」56%=JX通信社 大阪府内世論調査(米重克洋) – 個人 – Yahoo!ニュースにて世論調査の結果が発表されました。
 重要部分の書いていきます。

  1. クロス選判断「理解できる」「できない」ともに43%と拮抗
  2. 松井府政「評価する」56%、「評価しない」29%
  3. 政党支持は「大阪維新の会」が38%他党を大きく上回る(大阪維新以外の政党の支持は約33%)

 政党支持率の世論調査は、各メディア事によって多少の幅が出てきますが、確か2015年あたりの大阪維新の支持率は、30%を切っていたはずです。
 ――冒頭の世論調査が事実ならば、じつに驚くべき結果です。

 一方でクロス選の判断については、理解できる、できないが半々とのこと。設問が「クロス選に賛成か反対か?」であったら、結果が異なるような気もします。
 地方首長の評価に関しては、おおよそ通常はこのくらいのものになります。例えばよく比較される東京の知事の支持率は、小池都知事の支持率は約55% 選挙で別候補に票を持っていかれる可能性も (2018年7月25日掲載) – ライブドアニュース(2018年7月)といった具合です。

世論調査の詳細分析をしてみる

 まずクロスダブル選について、分析してみます。
 通常、一般的な住民はそこまで政治経済関連に関心は高くないと思われます。2015年の大阪都構想騒ぎにも見られた現象ですが、世論調査の結果も刻一刻と変化していきます。

 なぜか? 理解が深まらない段階では一般的には判断ができず、ふわっとした見解になりがちです。だから、通常よくわからないものに対しては、賛成と反対がおおよそ拮抗する現象が起きるのだと思います。
 『クロス選判断「理解できる」「できない」ともに43%と拮抗』という状態は、上述したように解釈できるのではないか? と考えています。

 ざっとマスメディアの社説を、昨日は記事で書きましたが、批判的なものが多いようです。クロス選に関しては、時間を置くごとに「あれ? だめなんじゃね?」という理解が広がるように思います。

大阪維新の会の政党支持率38%という「ヤバさ」

 世論調査の結果で、これが一番の衝撃を受けました。……もうあかんかもわからんね。
 国政政党としての日本維新の会が、全国的に支持率を低迷する中で、なぜ大阪維新の会は大阪府内でこれだけ支持率を集めるのでしょうか?

 1つは地元政党であるという「おらが村の政党」という意識でしょう。これがどのような心理状況か? を分析したいと思います。
 「おらが村の政党」が「全国的に苦戦している」という状況は、すなわち「おらが応援しなきゃ」という意識につながっているのではないか? と考えます。

 これはある種の土着意識から、グローバリズム的発想の政党を支持することがある、という矛盾をはらんでいます。ねじれてます。
 大阪維新の政策が「大阪市の解体」にもかかわらず、おらが村意識で支持をする。端的に申し上げて、認知不協和の極みと言えましょう。

 2つ目は、大阪人の「おもろければええねん」という精神性の問題です。「派手でおもろかったら、ええやん」というのは、非常に不真面目な態度、精神と言えます。刹那的とも表現して良いように思います。
 私自身も大阪人ですから、このような分析をするのは非常にイヤです。

なぜクロスダブル選が行われるか?

 最後に簡単にクロスダブル選の本質的意味について、書いておきます。今回の地方統一選および、奇策であるクロスダブル選は「大阪都構想という大阪市解体構想に、反対するかどうか?」が問われる選挙です。

 松井府政に反対でなくとも、吉村市政に反対でなくとも、大阪市解体に反対であれば断固として、大阪維新の会以外に投票するべき選挙なのです。

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