グローバリズムと国際政治の関係性-国際情勢とグローバリズムは関係している


今さら聞けない、グローバリズムと国際政治の関係

 本日はグローバリズムと国際政治、国際情勢の関係を論じたいと思います。正直な話、国際政治や国際情勢は時々「陰謀論」として語られます。ロックフェラー、ロスチャイルド等々……頭がいたい話です。
 私はイルミナティやフリーメーソンも”妄想の中”では好きです。陰謀論も好物ですよ? 妄想では。しかし議論や現実論として出してくるのには辟易とします。
※案外、いろいろな陰謀論を私はつまみ食いしてます。妄想なので書きませんけど(笑)オカルトや古代文明、幻の大陸、オーパーツも大好きです(笑)

 非常に端的に結論だけ申し述べます。
 グローバリズムが行き過ぎれば、国際関係に遠心力が働き、国際情勢は不穏になります。以上で結論は終了です。

 ――ん? その経緯の理論を述べろって? では、申し述べます。

グローバリズムの本質とはなにか?

 まずグローバリズムの本質とは何でしょうか? これを答えられないのに、新自由主義やグローバリズムを語るのは論外です。
 グローバリズムの本質とは「弱肉強食の自由競争によって、格差が拡大する」が本質です。

 上記はトマ・ピケティによっても証明されている事実であり、資本主義の本質とも言えます。資本主義とは最終的にどうなるか? 資本主義とは「欲望の主義」ですから、放置しておけば最終的にグローバリズムを志向します。
 しかしグローバリズムはトマ・ピケティの統計の通り、格差を拡大させ、最終需要を落ち込ませます。したがって、1%vs99%の社会となるわけです。
 最終需要が落ち込む=売上が上がらない=グローバル資本は焼畑農業的に、まだ”マシ”な国家にうつっていく事となるでしょう。

 1つ焼畑農業と異なる部分は、焼いた部分が再生しないことでしょうか。

 最終的に、物理的限界が訪れます。それはそうでしょう。焼いた部分が再生しないのですから、地球を一周すれば「終わり」です。
 これが「グローバリズムの本質」です。資本主義に行き過ぎて、資本主義を終わらせるのが「グローバリズム」や新自由主義です。自滅、と表現して良いのでしょう。

グローバリズムにおける国際情勢

 仕組みから考えれば、誰だって行き着く結論で非常に凡庸ですが……グローバリズムが進みすぎると、国民がまず格差に喘ぎます。
 したがって時の政権は民主制であれ、独裁制であれ近隣をどうにかしようと考えます。近隣窮乏化政策や、もしくは占領、占拠などです。

 少々調べてみたのですが、「ロックフェラーやロスチャイルドが、世界を支配している!」と言った言説は、矛盾が多すぎて困ります。なにせ、軍隊を持たないのに、どうやって支配するのか? が不明すぎて、びっくりするのです。
 またFRS(FRBの実際の銀行部分)は確かに民間銀行なのですが、株主は公開していないそうです。公開されていないのに、なぜか陰謀論では株主が「大財閥のこれとあれ」と知っているのです。
 不思議でしょう。

 閑話休題。

 グローバリズムがなぜ進むのか? 新古典派経済学という学問だけの話ではなく、人間が本質的に革新を(政治的には)好むという正体からでしょう。
 表現を変えれば、政治的には「堪え性がなく、新しいものを好む」のが人間の本質の、一要素であると言えます。
 新古典派経済学が派生する前から、つまり第一次世界大戦の前もグローバリズムが流行しました。学問のせいだけにするのも、また真実ではないのでしょう。

 現在の国際情勢も、第一次世界大戦の前に非常に似ております。
 よって国家間で遠心力が働き、協調が難しくなるというのが、グローバリズムにおける国際情勢の本質です。

逆第二イメージと富国と強兵

 常々、私は中野剛志さんの著作「富国と強兵」を、皆様に読んでいただきたいと思っています。進撃の庶民界隈では「富国と強兵」というと「現代貨幣理論について書いた本」と思われがちですが、数十ページしか書いてないです。700ページ超えの大著にも関わらず、です。

 逆第二イメージも富国と強兵に出てくる、国際政治学の捉え方のイメージです。

 非常に端的に申し上げれば、「国際情勢(外側の状況によって)で、内側の状況が変わる」という捉え方です。
 要するに、北朝鮮がミサイルを打てば「日本が危ない!」と思い、打たなくなれば(潜在的な驚異は薄れていないのに)「ホッ!」としている現在の日本でしょう。
 危機が本当に迫らないと、国内政治が変わらないのでは? とするものです。そして危機が迫って国内政治が変われば、それによって他国が危機を覚える(ないし、影響を受ける)ので、連鎖的に国際情勢が変わっていくとするのが、逆第二イメージです。

 国際情勢とは、上記のようなイメージで動いておりまして、◯◯が支配している! という単純なイメージで捉えるべきものでもありません。上記のようなイメージでなくても、同じくらい複雑でしょう。

 最後に余談ですが、先程グローバリズムが広がる背景には、「政治的に人間は、堪え性がない」という理由もあるのでは? と書きました。
 この端的な例が、政治の問題を単一の何かに責任を押し付ける、という態度かと思うのです。
 「公務員が~! 土建業者が~! 経団連が~!」という話です。

 例えば2000年代初頭には、異常なまでの公務員たたきと、土建業者たたきがありました。「アイツラが悪いんだ! それさえどうにかすれば、もっと良くなるんだ!」と。
 しかしこれは盛大な勘違いでした。これを言っていた、賛同していた人たちは、破壊し尽くした後に何の責任も取りませんでした。

 なぜこのような勘違い、間違いをしてしまうのか? 人間は自分の責任と自覚することを、本質的には嫌います。「自分は間違っていない」と思いたいのは、誰でもそうでしょう。私だってそうです。
 そして自身を「罪がない、責任もない」と定義し、どこかにいる完全悪を設定しようとします。――無辜の民vs悪者、という図式です。それが過去では公務員たたきであり、土建業者たたきだったのです。
 さらに行き過ぎると、ロックフェラー陰謀論、ロスチャイルド陰謀論にまで到達する、というわけです。

 現実の社会は、かなり複雑です。わかりやすい悪者は、あまり存在しません。しかし、堪え性がない人たちは、「明確な悪者がいないこと」に耐えられないのではないか? と思います。

 全体を俯瞰して、様々に思考していくことが大切なのだと思います。

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阿吽

在日韓国人が日本を支配してるんだ―。

ユダヤが世界を裏から支配してるんだ―。

ロックフェラーがー。

ロスチャイルドがー。

娯楽(陰謀論)に逃避していると、現実を見損ねるのではないかと思いますね。

娯楽・・、として見ているのなら、それはそれでかまわないと思うのですが・・・、(私もMMRとか好きでしたww)(宇宙人も、火星古代文明も、ムー大陸もアトランティスも、はては、幽霊とか、ビッグフットとか、等々・・・)(ネット発だと猿夢だとか、裏世界だとか、寺の生まれのTさんとかもありましたねwwww)

まあ、娯楽としては好きなんですけど・・・、それに対して大マジのマジになっちゃうのは・・・、月刊〇ーの編集者だって、ちょっと驚くんじゃないでしょうか・・・?


 おもしろいなー・・と、思うのは・・、ネット右翼なんかは、結構、ユダヤ陰謀論を大真面目にかたったりだとか、今のユダヤ人はユダヤを名乗ってるだけで、古代のユダヤ人とは血の繋がりはないんだとかで、ユダヤ人をえらくディスってるわりには・・、日本は古代のユダヤの失われた民族の血を受け継いでいるんだとか・・、そういう貴種信仰?みたいなものを大真面目に語ってたりもする人もいるんですよね・・・・。

バカにするわりにはユダヤに憧れたりしてるんですから・・、おもしろww・・って思いますね。

そういう妄想(貴種信仰)を頼りにしないと、自分を持ち上げることもできないってことなんですかねー?


 ハッキリ言って、陰謀論なんてものは、現実に対するノイズ(雑音)ですよ。

そんなものを大真面目にかたっていると、現実を見通す目を弱める結果になりますよと・・、そういうふうに思いますね。(娯楽でなら、全然良し)


 まあ、そもそも論としまして・・、在日韓国人の陰謀。ユダヤの陰謀。ロックフェラーの陰謀etcetc・・・ありますが・・、本当に左記にはそんな陰謀があるのかと・・・・?

陰謀論の規模は別としまして・・、それらの組織、団体には、まったく何も、なんの陰謀もないのかといいますと・・・・・・、

そんなもの、誰にでも(大なり小なりはあったとしても)陰謀はあるに決まってるじゃないですか・・・?

資本主義は欲望の主義・・、となれば、どこの誰でも、規模の大小関係なく、おおよそは、みんな、自分の金儲けのために陰謀を働かすんです。

陰謀論なんて、そんなのあたりまえすぎるんですよ。

誰だって、生きてりゃ陰謀の1つや2つぐらいあるでしょう(大なり小なりはあったとしても)。

在日韓国人だって、ユダヤだって、中国人だって、アメリカ人だって、日本人だって、誰だって・・、誰だって、ですよ・・・?。お金儲けのためなら知恵を働かすんです。

そんなものをさも、『自分だけが知ってるいる隠された世界の特別な秘密』がごとく、御大層なもののようにあつかうなんてのは、それこそナンセンスですね。

バカバカしいにもほどがあります。


 ユダヤ陰謀論だとか、なんとかなんてものは、はっきりと言いまして・・、ネット右翼の在日韓国人陰謀論と大差ないですね。

マインド的にはネット右翼と同程度だと言うことを、よく知るべきです。

人の心の弱さの表れですよ。

(まあ、人なんて、そもそもそこまで強い生き物ではないんですから・・、しょうがないものなのかもしれませんが・・、やはり、もう少しは、強くあるべきとすべきではないかとも、これは思いもするのです・・・)


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