明石市長暴言問題と橋下徹のツイートと印象操作-批判するため責任取るの?

この記事は約6分で読めます。

明石市長の暴言問題炎上の結果

 報道を見ておりますとどうも、明石市長が部下に「あの物件、燃やしてこい!」などの暴言を吐いたとかで、辞任に追い込まれたようです。

 兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長(55)が、道路拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉をめぐって職員に「(物件を)燃やしてこい」などと発言した問題で、泉市長が1日、「発言の責任を取りたい」として市議会議長に辞表を提出した。同日午後に会見を開いて説明する。

 泉市長は平成29年6月、国道2号拡幅に伴う用地買収をめぐり、交差点付近の雑居ビルの立ち退きが進んでいないことについて、市長室で部下の職員に対し「楽な商売じゃ、お前ら」「今から行って建物を燃やしてこい」などと発言していた。

明石市長が辞任意向 「燃やしてこい」暴言の責任とり – 産経ニュース

 批判が大半ではあるものの一部、擁護の意見もあったようで「あの発言は市民の安全のため」というような擁護の仕方だったそうです。この報道自体は私はあまり興味がありません。「なんや……昔の地上げ屋みたいやなぁ」という感想しか出てこないのです。

 この報道だけですと300文字で終わりそうなので……橋下徹発言も絡めて書いていきましょう。記事のネタ探しは大変です……(半分冗談)

橋下徹のツイートの発言が意味不明な件

 さてこの明石市長の辞任に対して、橋下徹がTwitterで発言をしているようです。報道陣もこんなん、取り上げんでええのに……と思わなくもありません。

 前大阪市長の橋下徹氏(49)が1日、ツイッターを更新。兵庫・明石市の泉房穂市長(55)の辞任に言及した。

 泉市長は市職員に「火を付けてこい!」などの暴言を浴びせた責任を取り、辞意を固めた。

 当初は辞職を否定し、4月の市長選で3選を目指す意向も示していたが、騒動の拡大を受け、潔く身を引いた。

 橋下氏は「このように責任をとれば同様の事案で他人を批判できる。ブーメランにはならない」と決断を評価。

 一方で「今回、泉さんを擁護していた者は二度とパワハラ、セクハラ、政治家の一部切り取り発言について批判するな。泉さん、一呼吸置いての再起を期待します」とツイートした。

 橋下氏は29日にツイッターで「普段セクハラやパワハラには厳しい人に限って、泉市長を許す傾向が強い。これが人権派のダブルスタンダード。俺の出自の問題のときも人権派はダンマリどころか喜んでいた者が多かった。泉市長の言動は市長として一発失格だ。出馬は辞めるべき」と自らの考えを主張した。

橋下徹氏が明石市長の辞任を評価「同様の事案で他人を批判できる」 – ライブドアニュース ふと文字筆者編集

 まずですね……他人を批判したいから責任を取るの? という疑問。責任ってそういうものではないと思うのですが(笑)

 ついでに言いますと「人権派ほど泉市長――明石市の市長――を許す傾向が強い」とのことですが、ソースは? と思います。――そう言えば大阪都構想のときも、橋下徹はデタラメな情報プロパガンダを展開していた嘘つきでした。ソースがあるはずがありませんね? ネトラボによると別に人権派ではない著名人も擁護する人はいるようですし、逆に人権派といわれるような左派は泉市長を批判してるんじゃないでしょうか?  ただのパワハラか「市民の安全のため」か 明石市長の暴言に賛否分かれるネット (1/5)でいろいろ分析がされております。

市職員は怠慢だったのか?

 市幹部、土地買収「怠慢ではない」 明石市長暴言(神戸新聞)では以下のように報道しております。

 兵庫県明石市の泉房穂市長の暴言問題で、激高の発端となった国道2号明石駅前交差点の拡幅工事。立ち退き交渉を担当し、暴言を受けた市幹部は「当初より3年、事業が遅れており、責任を痛感している」とする一方、「暴言当時、交渉はあと一歩の所まできており、怠慢でなかったことだけは理解してほしい」と訴える。

 擁護派の意見に多いのは「目的が正しいのだから」「活を入れただけ」「市職員の怠慢」ですが、擁護派と批判派の違いは「市職員の怠慢と思いたいかどうか?」だけだと思います。ちなみに行政の立ち退き交渉は大概の場合、すんなり行きませんので、この場合は市職員が怠慢だったという線はほぼないと判断して良いと思います。

言い切ればかっこいい? 印象操作の基本の基本

 どうやら泉市長も”物言う市長”だったそうで、橋下徹のツイートからそこはかとなく同情心が漂ってくるのは、似た者同士だからではないか? という気がします。ところで橋下さん? わが国の総理は「責任は私が取る!」と言いながら、1つも責任をとってないのですが批判しなくてよろしいのでしょうか?

 さて、橋下徹に対する議論はここまでにしまして、印象操作の基本を論じてみたいと思います。印象操作の基本その1は「強くきっぱりと言い切ること」です。言い切ったところで、それを1年後に覚えている人はいませんので、安倍総理、橋下徹などはこの手法を好みます。

 安倍総理であれば「責任は私が取ります!」と言いながら、6年もデフレ脱却できていない責任なんて知らん顔です。強く言い切っておけば、言葉と実績ではなく、印象のみが大衆に残るというわけです。

 2つ目は「敵を作る」です。適当に弱そうな敵をさも強いように設定し、それと戦う自分を演出するわけです。ネトウヨが敵認定している韓国や在日朝鮮人のように、橋下徹は市長でありながら自分の部下の市職員を敵認定。安倍総理は未だに国会で「民主党時代は――」と言っていますよね? これもわかりやすい敵を設定することで、自分が正義の味方のように振る舞えるというテクニックの1つです。

 3つ目は論理的に追い詰められたら「ちゃぶ台を返す」です。とにかく怒りまくって、むちゃくちゃ言うわけです。相手がひるんだらシメたもの。取り込むなり敵設定して徹底的に叩くなりするわけですね。以下にまとめましょう。

印象操作の基本ワザ

  1. 強くきっぱりと、とにかく言い切る。強いという印象だけを植え付けるのだ!
  2. 適度に弱い敵を設定し、さも強敵と戦っているかのように自分を演出☆キャピッ
  3. 論理的に追い詰められたらちゃぶ台返しで、とにかく怒り狂う。論理なんて誰も見てないのだから、怒っているが勝ち!

 ネットでも上記に当てはまる人、いますでしょ? 私はこういった人たちが大嫌いでございます。たいてい中身はスカスカで、議論に対しても全く真摯じゃなく、自分に何かしらの利益があるようにしか振る舞えない人たちです。大抵は承認欲求や虚栄心の塊です。

この稿を書いたわけ

 自分をよく見せたい! とは誰しも思うものです。しかし肥大化しすぎた承認欲求や虚栄心、自己利益の最大化というのは、良識を遠ざけ、虫のような生き方になってしまいます。原子論的個人などと呼ばれる生き方です。

 そして印象操作はたいてい、自己利益の最大化のために行われます。承認欲求やプライドを満たしたり、虚栄心を満たしたり、知名度を上げてお金稼ぎになったり大阪知事や市長になったり。しかし印象操作をする人は、基本的に心の奥で人間をバカにしております。なぜならば、印象操作とはまさに”印象”のみを植え付け、論理などどうでも良い! 論理なんてどうせアイツラはわかりっこない! という行動だからです。

 ちなみに印象操作の第一人者、橋下徹は過去に「こんな猥雑な街、いやらしい街はない。ここにカジノを持ってきてドンドンバクチうちを集めてきたらいい。風俗街やホテル街、全部引き受ける」という発言もしております。大阪市民や大阪府民は、橋下徹の心の奥底でバカにされていたのに気がついたでしょうか? 過去に維新フィーバーが起きて当選させてるのですから、気が付かない人が多かったのでしょう。

 印象操作をする人間というのは、かくもイヤらしいのです。はっきり言えば最低の部類に入るでしょう。どうか皆様も、印象操作する人間にだまされないようにしてください。そして「印象操作をする人は、心の底では自分を馬鹿にしている」という”事実”をしっかりと覚えておいてください。

あわせて読みたい、橋下徹関連記事

コメントを残す

  Subscribe  
更新通知を受け取る »
タイトルとURLをコピーしました