ゾンビランドサガとナショナリズムとパトリオティズム-奥底に流れるテーマはなんだろうか?

2話目からおすすめしてたゾンビランドサガ

 消費税増税&移民拡大という日本ゾンビ化計画-ところでゾンビランドサガって面白いよね?で2話目あたりからおすすめしていたソンビランドサガですが、回を追うごとに人気が上昇し、ついには「ゾンビランドサガ」最終回でツイート数17万超え、トレンド1位! 本渡楓「サガ、佐賀、永遠にあれ」なんて記事まで出るような人気になっていたようです。本日はゾンビランドサガの奥底に流れてるテーマってなんだろう?ということを少々書いてみたいなと思います。

 ソンビランドサガは初回こそホラーもの?と思わせる演出と、オープニングが思いっきりウォーキングデッドのオマージュ(というか・・・)してましたので、本格的ゾンビものを期待させて・・・じつはゾンビアイドルという新路線でございました。サガ→佐賀という地域性を加えた。

 ストーリーはギャグあり、涙あり、感動ありで進んでいくわけですけれども、結成されたアイドルグループのチームフランシュシュはどんどんと結束を強くしていくわけです。チームフランシュシュの最終目標は「佐賀を救う」なんですね。ここから最終話のネタバレがありますので、まだ見ていない人は読み飛ばしてもらって結構です。

 さて最終話の前の11話。主人公はまたもや車に跳ね飛ばされ記憶を失い、そして自分は持っていない人間という生前の記憶を蘇らせてネガティブになります。簡単に言えば最終話は記憶を取り戻してチームフランシュシュも大雪の中で災害が起こったにもかかわらずライブを成功させ、めでたしめでたしなのですが・・・。

 これって「記憶をなくして一人で放っておいてくれ」という状態になるのはおもむろに「原子論的個人」を表現していて、災害は日本の「災害大国」を表現してるんじゃ?と思わされたのは私だけでしょうか?そして最後はチームフランシュシュとしてまとまる、というのも含めて、このアニメって奥底には「チーム佐賀」いやいや、チームジャパンというナショナリズム的な結束やパトリオティズム的な郷土愛が含まれてるんじゃないか?と私なんかは感じました。

 というより、2話目から「あれ?このアニメのテーマってそういったものが含まれてね?」と思って視聴していたのですが、最後までその奥底のテーマは変わらなかったようです。

 まだ2話目なので物語全体とフィナーレがどうなるのか?は分かりませんけど、以下のように思います。
 佐賀というローカル、土着なものとアイドルという全国的なもの(これも日本ローカル)を扱いつつ、ゾンビが土着(ローカル)の復活を目指すストーリーに思えてしょうがないのです。
 キャラクターのゾンビ少女には普通の少女、伝説の花魁、伝説のヤンキー、伝説の子役、伝説の山田さん(謎、スルメ大好き)等々が出てきます。最初は精神が死んでいましたけれども、LIVE(ショック)で精神が復活するわけです。
 まるで伝統と敗戦と戦後と普通を一緒くたにしたようではないですか。
 2話目まで見た感想は「ご都合主義」「アニメならではの展開」なのですが、ギャグアニメとしても見れますし、奥底には「もしかしたらこれは、ゾンビ化した日本から光明を見出そうとするアニメなのではないか?生きたいという精神の欲求なのではないか?」なんて深読みもできます。(そんな深読みは私だけかもしれませんが・・・(汗))
 あと単純におもろい。いや、これ普通におもろいのでぜひぜひどうぞ。

消費税増税&移民拡大という日本ゾンビ化計画-ところでゾンビランドサガって面白いよね?

 ちなみにこのゾンビランドサガ、書きましたように回を追うごとに人気が高まりまして、当初は色物アニメとして見られていたのですが、様々なポジティブなレビューがググれば見られます。ある意味でこのアニメが人気が出たのは、原子論的個人に切り離された人たちが日本という共同体への回帰を本能的に望んだからなのでは?みんながどこかで、パトリオティズム的なローカルな結束を求めているからでは?などと思ってしまいます。

 うん、私もゾンビランドサガがこんなに人気がでるなんて思いもしませんでしたが(笑)

P.Sとレビュー

 全体を通して非常にノリよく、しかしテーマも外さずにできておりまして12話まで一気に見ることも可能なアニメかと思います。私、女性が主人公のアニメって殆ど見ないですし、特にアイドルものは全く見向きもしなかったのですが、ゾンビランドサガだけは別腹でございます。(基本的にファンタジーものやロボットものが好きなのですよ。)

 現在でしたらアベマTVで12話まで見られるかと思います。ゾンビランドサガ(アベマTV)

 ぜひ、興味がお有りでしたら本日は土曜日ですから、ゆっくりとご覧ください。

4+

4
コメントを残す

2Comment threads
2Thread replies
0Followers
 
Most reacted comment
Hottest comment thread
3Comment authors
  Subscribe  
新しい順 古い順 最も評価の多い
更新通知を受け取る »
ちりし

伝説の国民っ。
おまえら、なにボサっとしてんじゃーい!
なんやかんやで、グローバルにちゅうちゅう吸われて、干からびたゾンビだらけに
なっちまうんじゃろーがーっ。
アイドルになって、にっぽんを救うんじゃーーい!

by 幸太郎

阿吽

ちょいスレチですが・・、最近おもしろかったものとかですと、『ボヘミアンラプソディー』が、最高にロックで熱い映画でした。

>原子論的個人に切り離された人たちが日本という共同体への回帰を本能的に望んだからなのでは?みんながどこかで、パトリオティズム的なローカルな結束を求めているからでは?などと思ってしまいます。

これも、そういう作品なのですね。

最近読んでいる『昭和天皇物語』という漫画があるのですが・・、あれは、もしかしたら父性を取り戻すことができる作品なのではないかなあ・・と、最近ポツポツと読んでいる『平和主義は貧困への道』を見ながら・・、これは、なんとなくですが思いました。

大島渚は、「お前はお父さんを亡くしたが、天皇陛下はお前のお父さんだからな」・・という教師の言葉に、戦前の小学生時代に、いたく感銘を受けたそうですが・・、戦後は、吹さらしの風の中にさらされてしまったというふうな感じにも書かれていました。

しかし、あのマンガで表現される昭和天皇は、それこそ、日本国家の父と呼んでも良い存在でした。

敗戦によって、父が消滅し、母だけが残って、いびつなナショナリズムを残したということになっている日本国ですが・・・、今現在の日本人の中で、どこか無意識下の行動で、父を、もう一度見つめなおそうという作業がおこなわれているんでしょうかね・・・・というふうにも・・。

まあ、なんかふと・・、今日のヤンさんの記事を見て、ふと思いましたw

・・まあ、しかし興味深いなと思ったのは・・、昭和天皇という存在が、漫画として表現されるようになったということで、歴史上の人物として表現されるような、そんな時代になったのだなーと、そのへんはしょうしょう、しみじみしますね。歴史の流れのようなものを感じます。